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中勢反発相場での値上がり銘柄

 2016年9月以降は株式相場は次第に短期的に底入れの機運となり、10月以降は日経平均株価は次第に上昇し始めました。11月初めには一時アメリカ大統領選の結果を受けて一時急落しましたが、それは一日で終わり、以後は12月にかけて日経平均株価は上昇を続けました。

このウェブページでは、大勢下落基調が長期間継続してきたのちの反発相場において、私どものヘッジ付き短期売買がどのようなパフォーマンスを挙げたかを検証したいと思います。

このような反発相場でヘッジ付き短期売買を行うために、まずこの時期に中期的に上昇基調に入ったと判断された銘柄を探しましょう。先のウェブページ 中期レシオケータの利用 で説明した株価指数UCWレシオと銘柄の株価推移などを総合的にコンピュータで判断して、そのように上昇基調が明確になった銘柄を選定しました。

ここでは、それらの例として繊維産業の老舗ユニチカ株について説明します。私どもの分析プログラムはユニチカ株の株価が2016年10月初めに長期の保合いを離れて短期的に上昇傾向に転じたと判断しました。
下図は、2017年1月末までの3年強の期間におけるユニチカ株の週足チャートです。同チャートには、同株の13週移動平均線(緑色線)、26週移動平均線(灰色線)も示してあります。

ユニチカ


中勢反発相場での値下がり銘柄

 上のチャートに見られるように、ユニチカ株の株価は私どもの株価指数UCWレシオ(薄緑線)の分析により2016年10月初めに上昇傾向が確認されました。そこで10月初めにユニチカ株を買い付けることにしますが、その際に相場が思わぬ原因で急落した場合に備えて別の銘柄を売り建てすることを検討しましょう。

私どもの株価指数UCWレシオ(薄緑線)を利用して、2016年10月から11月にかけて私どもが常にウォッチしている220銘柄の中で株価の上昇傾向が弱い銘柄を検索した結果、9銘柄が検出されました。それらの銘柄の一つ、住友大阪セメント株の株価チャート、UCWレシオによる分析チャートを下図に示します。

株価指数UCWレシオ(薄緑線)などを総合判断して、私どもの分析プログラムは住友大阪セメント株の株価が2016年10月初めに長期の保合いを離れて短期的に下落傾向に転じたと判断しました。

住友大阪セメント


2 銘柄の株価比較

 このページでは、日経平均株価がかなりの反発となったこの時期に、まずユニチカ株を買建てし、そのヘッジとして住友大阪セメント株を売建てする ヘッジ付き短期売買 をした場合の結果を調べましょう。

下図チャート上半分で、この2016年10月の時期にUCWレシオの分析で上昇基調にあったと判断されたユニチカ株の株価(一日平均足)の推移をオレンジ色の線で示します。
一方同じチャートで2016年10月の時期に中期的に下落基調になったと判断された住友大阪セメント株の株価(一日平均足)の推移を薄緑色の線で示します。住友大阪セメント株の株価は2016年8月末の時点でユニチカ株の株価(オレンジ色線)と同じになるように値位を調整して示しています。

この日足株価比較チャートから、2016年4月はじめから2016年9月末まではユニチカ株の株価は中期上昇基調の中でほぼ保合いで推移し、住友大阪セメント株の株価もユニチカ株の株価とほぼ同じような値動きをしていたのが見てとれます。

その後、2016年10月はじめからは住友大阪セメント株の株価は若干の値下がりとなりました。
一方、ユニチカ株の株価はこの2016年10月はじめから力強く上昇を開始しました。2016年10月初めから11月下旬までの期間で、ユニチカ株の株価はこの時期に日経平均株価が反発した幅を大きく超えて52パーセントも値上がりしました。

ユニチカ/住友大阪セメント

株価比較指数JDレシオ

 私どもは多数の銘柄でのヘッジ付き短期売買のタイミングをコンピュータで自動的に見つけるのに適した 株価指数JDレシオ を開発しました。ここでは上図チャート下半分の分析チャートで上半分の株価チャートに示したユニチカ株、住友大阪セメント株の2銘柄に対応する株価指数JDレシオ(オレンジ色線)とその移動平均線(灰色線)を示します。

株価指数JDレシオ(オレンジ色線)は主として対象2銘柄の短期的な株価比変動に対応する指数で、対象2銘柄の株価比が短期的に上昇傾向にあるときはこの指数も上昇します。
JDレシオ(オレンジ色線)が100ポイントレベルを超えた領域は、対象2銘柄のうち中期レシオケータの分析で上昇基調にあったと判断されたほうの銘柄の株価が対象2銘柄のうち中期レシオケータの分析で下落基調にあったと判断されたほうの銘柄より相対的に上昇傾向がかなり明瞭になったと考えることができます。

上図のユニチカ株と住友大阪セメント株のチャートでは、チャートの背景色がピンクになった領域が私どものプログラムで検出されたヘッジ付き短期売買のタイミングを示します。
2016年10月初めに日経平均株価の上昇につれてユニチカ株の株価が上昇しましたが、分析チャートではその時点で株価指数JDレシオ(オレンジ色線)がその移動平均線(灰色線)を大きく上回って100ポイントレベルを超え、ヘッジ付き短期売買を開始するべきタイミングを示唆しました。

その後、上図分析チャートで株価指数JDレシオ(オレンジ色線)が100ポイントレベルを超えて上昇し、その移動平均線(灰色線)も上昇して100ポイントレベルを超えました。それらによりユニチカ株と住友大阪セメント株の組み合わせのヘッジ付き短期売買で次第に売買評価益が増加しているのがわかります。

ヘッジ付き短期売買を終了

 2016年11月下旬には株価指数JDレシオ(オレンジ色線)は160ポイントを超え、2016年10月初めからの株価指数JDレシオ(オレンジ色線)の上昇幅は55ポイント以上になりました。もし2016年10月初めにユニチカ株の買建てと住友大阪セメント株の売建てを同じ金額だけ仕掛けると、2ヶ月足らずの間に55パーセントほどの評価益が得られたことになります。

その後、2016年12月初旬には住友大阪セメント株の株価が若干戻り基調になったので、上図分析チャートで株価指数JDレシオ(オレンジ色線)が急落し、その移動平均線を割り込みました。私どもの分析プログラムはこの時点でユニチカ株と住友大阪セメント株のヘッジ付き短期売買を終了するべきと告げました。

このときには株価指数JDレシオ(オレンジ色線)は140ポイントほどになり、2016年10月初めからの株価指数JDレシオの上昇幅は35ポイントくらいになりました。もしユニチカ株の買建てと住友大阪セメント株の売建てを同じ金額だけ仕掛けると、2ヶ月間に35パーセントほどの売買益が得られたことになります。

日経平均株価の動きでわかるようにこの時期は相場全体はかなり強い反発基調でしたが、私どもが開発した株価指数UCWレシオの分析で株価上昇率が全体相場に及ばないと判断された銘柄は、相場全体が上昇基調にある時期でもヘッジ売り銘柄として利用できるのがわかりました。

この時期には、たとえばユニチカ株のように株価指数UCWレシオが上昇傾向にある銘柄を買い付けると同時に住友大阪セメント株のような株価指数UCWレシオが下落傾向にある銘柄を信用売りすることで、想定外の株価下落によって発生しうる値下がり損をある程度はヘッジできると考えられます。

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売買代金倍率


売買代金倍率 (2)


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