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ヘッジ付き短期売買

 先のウェブページ 短期上昇相場の分析 で、長期レシオケータによって長期的に上昇基調に入ったと判断された銘柄については、短期的な株価分析を行うことで数ヶ月の短期間のうちにある程度の値上がり益が得られる可能性が大きいのを示しました。

一方、長期レシオケータによって長期的に下落基調に入ったと判断された銘柄については、相場全体が上昇した時期でも株価の短期的な上昇幅が比較的に小さいことが多いものです。

長期レシオケータによって長期的に上昇基調に入ったと判断された銘柄を買い銘柄候補とし、長期レシオケータによって長期的に下落基調に入ったと判断された銘柄を売り銘柄候補と考え、それら2者の日次ベース価格比を分析することで、数ヶ月の短期間にある程度の売買差益をあげられる可能性を示しました。

このような2銘柄(あるいは2つの銘柄グループ)で買建てと売建てを同時に行うという投資法は、大暴落などで相場全体が大きく変動した場合でも大ダメージをこうむらないというメリットを持っています。

中期レシオケータの利用

 これまで私どもは、主として各銘柄の月次株価から生成した長期レシオケータで長期の株価動向を判断し、次いで日次ベース価格比を分析することで買い銘柄候補と売り銘柄候補との間の買差益を調べてきました。
最近の全体相場の各局面についてこの方式を検討したところ、まずまずの成果が得られることがわかったので、今回は買い銘柄候補と売り銘柄候補をコンピューターで自動的に検索する方式を開発することにしました。

多数の銘柄の長期間にわたるデータをもとにシミュレーションを行った結果、各銘柄の週次株価データから算出した中期レシオケータを盛り込んだ株価指数によって、数ヶ月の短期間のうちにある程度の売買差益をあげられる可能性の高い買い銘柄候補、売り銘柄候補を見つけられるのがわかりました。

各銘柄についてこの株価指数を算出し、その時点において中期的に上昇基調になったと思われる銘柄、逆にその時点において短期的に下落基調になったと思われる銘柄を検出します。次いでそれら買い銘柄候補のうちの一つと売り銘柄候補のうちの一つを組み合わせた場合の日次株価比の推移を調べ、日次でもその組み合わせで売買差益をあげられそうかどうかを判断します。

東証株価指数の推移

 上記のように、私どもは今後は、調査の対象とする個別銘柄の週次株価データを私どもが選定した220銘柄あまりからなる 「元銘柄グループ」 に属する各銘柄の週次株価データと統計的に比較することで得られる 「中期レシオケータ」 を中心に組み立てる株価指数を用いることにします。

今後はその株価指数を 「UCWレシオ」 と呼びましょう。株価指数UCWレシオの詳細はこのウェブサイトの中でおいおい明らかにしますが、まずは実際の相場での東証株価指数(TOPIX)とUCWレシオの関係を見てチャートでUCWレシオのイメージを直感していただきましょう。

2013年から3年半あまりにわたって上昇してきた株式相場は2015年8月に大暴落し、その後2015年11月ごろは一時反発しましたが長続きせず結局1年にわたって低迷相場が続きました。

2016年8月以降、株式相場はとりあえず底値を確認し、2016年9月から10月にかけて反発の気配を強めました。下図のチャートは、その時期の東証株価指数とそれに対応する株価指数UCWレシオとを示しています。
東証株価指数は各週の平均値をつなげる折れ線グラフで表示しています。

下図下半分の分析チャートで、薄緑線は株価チャートの東証株価指数に対応する株価指数UCWレシオの推移を示します。分析チャートの灰色線は、その株価指数UCWレシオを統計的に処理した平均線を示します(単純な移動平均線ではありません)。

基本的に、UCWレシオが100ポイントを超える領域は東証株価指数が上昇基調であることを示し、UCWレシオが100ポイント未満の領域は東証株価指数が下落基調であることを示します。
またUCWレシオ平均線(灰色線)が上昇傾向にあれば、東証株価指数の上昇傾向が継続している可能性が高いと考えられます。逆にUCWレシオ平均線(灰色線)が下落傾向にあれば、東証株価指数の下落傾向が継続している可能性が高いと考えられます。

東証株価指数

上図下半分の分析チャート右端で、2016年7月以降は株価指数UCWレシオ(薄緑線)はその平均線(灰色線)を上回り、両者とも100ポイントレベル未満ながら上昇傾向となりました。これは、東証株価指数がなお暴落後の低迷状態にあるが、さらに急落をするのではなく保合い状態に入ったと考えることができるでしょう。

2016年11月になると株価指数UCWレシオ(薄緑線)は上昇して100ポイントレベルを突破し、また上昇傾向にあるUCWレシオ平均線(灰色線)を上回りました。この時点では株価チャートでは東証株価指数はかなり上昇してその26日移動平均線も上昇に転じています。

これらから私どもは、東証株価指数は2016年11月初めに暴落以来14ヶ月ぶりに短期的な上昇基調に転換したと判断しました。その後東証株価指数は予想通りに急騰し、2017年1月には1540円を超える高値をつけました。

株価上昇の大きかった銘柄

 上記のように東証株価指数が2016年末にかけて急騰したのは、東証株価指数を構成する多数の銘柄のうち株価が上昇した銘柄が多かったためです。それらのうちこの時期での株価上昇ペースの大きかった銘柄は東証株価指数の上昇率を引き上げたことになり、逆にこの時期での株価上昇ペースの小さかった銘柄は東証株価指数の上昇にブレーキをかけたことになります。

なお、実は、大多数の銘柄が値上がりしたこの時期にも、数は少ないものの株価が弱含みで推移した銘柄があるのです。のちに述べるように、そのような銘柄は、全体としては値上がりしている相場が思わぬ原因で急落した場合に備えるヘッジとして利用することができます。

さて、上記のように全体相場が上昇中の時期は、上昇基調が明確になった個別銘柄を買い付けることで値上がり益を得る可能性が大きくなります。そのような個別銘柄を選択するには、私どもは前記の株価指数UCWレシオとその銘柄の株価推移などを総合的にコンピュータで判断しています。

そのように上昇基調が明確になった個別銘柄の例として、繊維産業の老舗ユニチカ株が私どものプログラムで検出されました。ユニチカ株は繊維事業の不振により長年株価が低迷していましたが、最近はフィルムや樹脂など高分子事業の好調により株価が立ち直ってきました。

2016年10月初めから、ユニチカ株の株価は商いを伴って上昇を始めました。その時期には下図チャート下半分の分析チャートではUCWレシオ平均線(灰色線)はすでに100ポイント以上で増加傾向にありました。UCWレシオ(薄緑線)は9月の株価の一時的な調整を反映してUCWレシオ平均線を割り込んでいましたが、2017年10月初めめにはふたたび100ポイント以上で増加傾向となりました。

それらを総合判断して、私どもの分析プログラムはユニチカ株の株価が2016年10月初めに長期の保合いを離れて短期的に上昇傾向に転じたと判断しました。

ユニチカ株価

その後ユニチカ株の株価は予想通りに急騰し、2ヶ月後の2016年12月初めには高値88円をつけました。2016年10月初めに私どもがユニチカ株の上昇開始と判断してから2ヶ月で50パーセント上昇したことになります。

なお、上掲の東証株価指数の分析チャートでは、2016年11月初めになってからUCWレシオ(薄緑線)が上昇中のUCWレシオ平均線(灰色線)より高い位置で100ポイントレベルを超えました。
いっぽう上図のユニチカ株の分析チャートでは、2016年6月末にはUCWレシオ(薄緑線)が上昇中のUCWレシオ平均線(灰色線)より高い位置で100ポイントレベルを超えました。
このように個別銘柄の株価は平均株価とはだいぶ異なる値動きをすることがあります。後に述べるように、そのような銘柄ごとの株価推移の違いを利用して、ヘッジ付きの株式投資をすることができます。

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