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大勢下落基調での保合い相場

 先のページ ヘッジ付短期売買 /下落基調 で、2016年4月以降、全体相場が下落基調を継続する可能性が高い時期に、たとえば新日鉄住金株のような中期レシオケータが下落傾向にある銘柄の戻り高値を信用売りすると同時にダイワボウ株のように中期的に上昇傾向にあると思われる銘柄を買い付けることで、想定外の株価上昇により発生しうる値上がり損をヘッジしつつある程度の売買益を得ることができるのを示しました。

2016年4月から6月にかけては日経平均株価は予想通り急落して一時15000円を割り込みましたが、その後2016年9月末までは日経平均株価はさらに下落を続けることはなく、ほぼ保ち合いで推移しました。

このウェブページでは、そのような大勢下落基調の中での保ち合い相場において、私どものヘッジ付き短期売買がどのようなパフォーマンスを挙げたかを検証したいと思います。

 下図は、2016年11月末までの7ヶ月強の期間における日経平均株価の日足チャートです。同チャートには、日経平均株価の13日移動平均線(緑色線)、25日移動平均線(灰色線)も示してあります。

前記のように、日経平均株価は4月末に戻り高値17510円をつけたのち反落し、6月の末に戻り高値17510円から2500円あまりも低い安値14950円をつけました。その後は日経平均株価はやや反発し、2016年9月末までは日経平均株価は16500円を中心に小浮動を続けました。

日経平均株価の下落率


中期レシオケータの利用

 このような保合い相場でヘッジ付き短期売買を行うために、まず中期レシオケータを利用することでこの時期にも中期的に緩やかな上昇基調に入ったと判断された銘柄を探しましょう。私どもがウォッチしている銘柄群の中から中期レシオケータの分析で探した結果、大手建設会社の一つ大成建設株が検出されました。

私どもの長期株価分析に見られるように、大成建設株は2014年後半から緩やかな上昇基調をたどっています。そのトレンドは2016年央になっても継続中で、相場全体が安くなっても大成建設株の株価はその24ヶ月移動平均線(薄緑線)を割り込んでいません。24ヶ月移動平均線も上昇傾向を示しています。

下図上半分は、その大成建設株の2017年1月1日までの週足チャートですが、大成建設株が2016年の年央においてしっかりとした上昇基調を保っているのが見てとれます。

大成建設

 上図下半分は、同じ時期の大成建設株の中期レシオケータのチャートです。この分析チャートからも、この期間では大成建設株のUCWレシオ(ピンク線)、MCWレシオ(緑色線)ともにほとんどの時点で100ポイントを上回っており、大成建設株が緩やかな上昇基調を保っているのが見てとれます。

上図下半分の分析チャートから、2016年5月から7月にかけて大成建設株のUCWレシオ(ピンク線)がMCWレシオ(緑色線)を大きく上回り、株価が一段と騰勢を強めたのがわかります。

次に上記大成建設株と組み合わせるべき銘柄として、この時期に下落基調に入ったと見られる銘柄を探しましょう。やはり中期レシオケータの分析で探した結果、合金鉄の大手メーカー 大平洋金属株が検出されました。

下図上半分は、その大平洋金属株の2017年1月1日までの週足チャートですが、大平洋金属株の値動きはまさに上記大成建設株の値動きの逆で、2014年の年央から2016年の末までじりじりと値下がりが続いています。

太平洋金属

 大平洋金属株のこの時期における中期レシオケータチャートを上図下半分に示します。同図の緑色線は遅行性の株価分析指数であるMCWレシオを示しますが、その値は2014年の年末以降はほとんど100ポイントレベルを下回っており、大平洋金属株が長期にわたってさして戻ることもないままに値下がりを続けたのを示しています。

その分析チャートから、2016年5月から7月にかけて大平洋金属株のUCWレシオ(ピンク線)がMCWレシオ(緑色線)を大きく上回り、株価が一段と下落傾向を強めたのがわかります。

前掲の大成建設株の中期レシオケータチャートと比較すると、こちらの大平洋金属株の中期レシオケータチャートのほうは2016年央の時期に株価が勢いがなくなって市場での人気が離散している様子がよくわかります。このような銘柄を信用売りする分には、そう簡単には短期的に大きく値上がりすることはないでしょう。

2 銘柄の株価比較

 このページでは、日経平均株価がほぼ保合いとなったこの時期に、まず大成建設株を買建てし、そのヘッジとして大平洋金属株を売建てするヘッジ付き短期売買をした場合の結果を調べましょう。

下図チャート上半分で、この時期に中期レシオケータの分析で上昇基調にあったと判断された大成建設株の株価(一日平均足)の推移をオレンジ色の線で示します。
一方同じチャートで長期的に下落基調にあったと判断された大平洋金属株の株価(一日平均足)の推移を薄緑色の線で示します。こちらの株価は2016年6月8日の時点で大成建設株の株価(オレンジ色線)と同じになるように値位を調整して示しています。

この日足株価比較チャートから、2016年2月から2016年4月末までは大成建設株の株価は長期上昇基調の中での保合い状態、大平洋金属株の株価は長期下落基調の中での保合い状態であったのが見てとれます。

その後、2016年5月からは日経平均株価の急落につれて大平洋金属株の株価は若干の値下がりとなりました。一方大成建設株の株価はこの2016年5月から7月までの時期には、日経平均株価が急落したにもかかわらず、なお緩やかに上昇していました。

大成建設/太平洋金属

株価比較指数JDレシオ

 上図チャート下半分の分析チャートは、上半分の株価チャートに示した大成建設株、大平洋金属株の2銘柄に対応する株価指数JDレシオ(オレンジ色線)とその移動平均線(灰色線)を示します。

株価指数JDレシオ(オレンジ色線)は主として対象2銘柄の短期的な株価比変動に対応する指数で、対象2銘柄の株価比が短期的に上昇傾向にあるときはこの指数も上昇します。
JDレシオ(オレンジ色線)が100ポイントレベルを超えた領域は、対象2銘柄のうち中期レシオケータの分析で上昇基調にあったと判断されたほうの銘柄の株価が対象2銘柄のうち中期レシオケータの分析で下落基調にあったと判断されたほうの銘柄より相対的に上昇傾向がかなり明瞭になったと考えることができます。

上図の大成建設株と大平洋金属株のチャートでは、チャートの背景色がピンクになった領域が私どものプログラムで検出されたヘッジ付き短期売買のタイミングを示します。
分析チャートでは2016年4月中旬の時点で株価指数JDレシオ(オレンジ色線)が100ポイントより上にあり、その移動平均線(灰色線)も上昇して100ポイントレベルに近づきましたが、その時点で私どもの分析プログラムはヘッジ付き短期売買を開始するべきタイミングを示唆しました。

その後、上図分析チャートで株価指数JDレシオ(オレンジ色線)が100ポイントレベルを超えて上昇し、その移動平均線(灰色線)も上昇して100ポイントレベルを超えました。それらにより大成建設株と大平洋金属株の組み合わせのヘッジ付き短期売買で次第に売買評価益が増加しているのがわかります。

ヘッジ付き短期売買を終了

 上図チャート下半分の分析チャートに見られるように、2016年6月末には株価指数JDレシオ(オレンジ色線)は130ポイントに迫るまで上昇し、2016年4月初めからの株価指数JDレシオ(オレンジ色線)の上昇幅は30ポイント以上になりました。もし大成建設株の買建てと大平洋金属株の売建てを同じ金額だけ仕掛けると、2ヶ月たらずの間に25パーセント以上の評価益が得られたことになります。

その後、2016年7月中旬には大平洋金属株の株価が若干戻り基調になったので、上図分析チャートで株価指数JDレシオ(オレンジ色線)が下落し、その移動平均線(灰色線)を割り込みました。私どもの分析プログラムはこの時点で大成建設株と大平洋金属株のヘッジ付き短期売買を終了するべきと告げました。

このときには株価指数JDレシオは130ポイントを割り込みましたが、それでも2016年4月初めからの株価指数JDレシオ(オレンジ色線)の上昇幅は20ポイントを超えました。もし大成建設株の買建てと大平洋金属株の売建てを同じ金額だけ仕掛けると、2ヶ月間に20パーセント以上の売買益が得られたことになります。

しかも、私どもの方式は基本的に両建てで100パーセントヘッジですから、もしこのようにヘッジ付き短期売買をしている間に相場全体が大暴落となってもそれによってダメージを受けることはほとんどないはずです。
これまでの検証では、そのような相場の大変動があった場合には、私どもの方式ではそれによってかなりの売買益が挙げられる可能性が高いのです。

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