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相場は大勢下落基調

 下図は、2016年11月末までの7ヶ月強の期間における日経平均株価の日足チャートです。同チャートには、日経平均株価の13日移動平均線(緑色線)、25日移動平均線(灰色線)も示してあります。

2013年から3年半あまりにわたって上昇してきた日経平均株価は、2015年8月に暴落して2016年2月には15000円を割る二番底をつけました。その後やや反発し、4月末に戻り高値17510円をつけましたが、その日経平均株価の上昇は結局は大勢長期低迷状態での戻りにすぎず短期間で終わりました。
日経平均株価は2016年6月以降はまた下落基調になり、6月の末に戻り高値17510円から2500円あまりも低い安値14950円をつけました。

先のページ 短期相場の分析指数 で、新日鉄住金株のこの時期の値動きが日経平均株価の傾向とよく似ているのを示しました。そして、この時期の新日鉄住金株は、長期レシオケータから示されたように全体相場よりさらに下落傾向が強かったために、4月末戻り高値から6月末安値までの株価下落率は同時期の日経平均株価の下落率よりずっと大きくなったのも明らかにしました。

先のページ では新日鉄住金株を例にとりましたが、この時期のように下落基調がはっきりとしている場合には株式市場に上場している銘柄の大多数が日経平均株価とよく似た値動きをするものです。

日経平均株価の下落率


大勢下落相場での売買

 それでは、日経平均株価が明瞭に下落しているこの時期に株価がまずまずの上昇傾向を示す銘柄はないのでしょうか。個別銘柄の株価は、その銘柄の業績とさまざまな需給関係で決まります。全体相場が下落基調でも、個々の銘柄の中には全体に逆行して株価が上昇するものもときおり見ることがあります。

先のページ 短期相場の分析指数 で示したように、全体相場が下落基調の場合には長期レシオケータが下落基調の個別銘柄を信用売りすることで日経平均株価を上回る値下がり益が期待できます。
全体相場が下落基調の時期には、基本的には下落基調にある個別銘柄を売るのが有利なのです。

では、日経平均株価が明瞭に下落しているこの時期に株価がまずまずの上昇傾向を示す銘柄に投資するのは、なにか意味があるのでしょうか。実は私どもは、この時期には下落基調の個別銘柄を売るのと同時にヘッジの目的で株価がまずまずの上昇傾向を示す銘柄を買おうと考えているのです。

日経平均株価が明瞭に下落している時期に、上記のように株価が下落傾向の個別銘柄を信用売りしたとしましょう。多くの場合にはその後その個別銘柄の株価はなにがしかの下落をするので、ある程度の値下がり益を得ることができます。しかし、時にはその銘柄が好決算を発表したとか海外の株式相場が急騰したなどにより、その銘柄の株価が思わぬ値上がりをすることもあります。

そのような想定外の株価上昇による値上がり損をある程度はヘッジするために、下落傾向にあると思われる個別銘柄を信用売りすると同時にこの時期にも株価がまずまずの上昇傾向を示す銘柄を買い付けるわけです。

相場のさまざまな局面において、複数の銘柄についてこのようなヘッジ売買を行えば、若干のヘッジ損と引き換えに株式投資で大きな損失を出す恐れが少なくなり、投資成績が安定化すると期待されます。このようなヘッジ売買の実際については、今後別ページで詳しく説明いたします。

大勢下落相場での上昇銘柄

 前記のように、日経平均株価は2016年4月末に戻り高値17510円をつけた後反落し、6月末に安値14950円をつけました。ここではまず、その大勢下落基調の時期に一応上昇傾向を示した銘柄を見つけましょう。

その 「一応上昇傾向を示した」 という期間があまり短いのでは、私どもが考えるヘッジ売買に利用するのは困難になります。その銘柄の上昇傾向がまずまず安定で数ヶ月くらいは続くと考えられるのが望ましいのです。

このウェブページでは、先のウェブページ 長期レシオケータの利用 で説明した株価指数長期レシオケータを利用して、この時期にも中期的な上昇基調を維持していると思われる銘柄を探しましょう。
私どものコンピュータプログラムを利用して銘柄を検索したところ、日経平均株価が大勢下落基調のこの時期にも中期的な上昇基調を維持していると思われる銘柄がかなり見つかりました。

それらの銘柄の一つ、繊維産業の大手でコンピュータソフトウェア事業も行っているダイワボウ(株)の長期レシオケータのチャートを下図に示します。

ダイワボウ株

 上図チャート上半分の株価チャートで、ダイワボウの株価は2014年半ば以降は24ヶ月移動平均線(緑色線)の上にあり、その24ヶ月移動平均線も2015年以降は上昇傾向を示しています。
上図チャート下半分の分析チャートでは、長期レシオケータ(赤線)が2013年半ば以降は100ポイントレベルを超えており、また長期レシオケータ移動平均線(灰色線)の上に位置しています。

これらから、ダイワボウの株価は、2016年以降も大きく下落する恐れが少なく、底堅く推移するように思われます。そこで、私どもは、2016年4月以降に予想される大勢下落基調相場でのヘッジ買い銘柄としてこのダイワボウを選ぶことにしました。

ダイワボウ株の短期分析指数

 その銘柄ダイワボウの短期分析指数チャート(日足チャート)を下図に示します。チャートに表示された時期は、上記の日経平均株価の表示期間と同じで2016年11月末までの7ヶ月強です。

このダイワボウ株のチャートで、チャートの背景色は短期分析指数と同株の株価の動きで決められ、ピンクの部分は相場上昇部分を、空色の部分は相場下降部分を示します。

上図チャートで、2016年5月末にチャート背景色はそれまでの空色からピンクに変化し、ダイワボウ株の株価がそれまでの下落基調から短期的に上昇基調に転換したのが示されました。その傾向はその後6ヶ月ほども経過した2016年11月末まで継続しています。

ダイワボウ株

 前記のように、日経平均株価は4月末に戻り高値17510円をつけたのち反落し、6月の末に戻り高値17510円から2500円あまりも低い安値14950円をつけました。その間の下落率は14.3パーセントとなります。

また、私どもの長期レシオケータの分析によってその日経平均株価より株価下落傾向が強いと判断された新日鉄住金株は、その間に2590円から1880円まで下落したので、株価下落率は27.5パーセントに達しました。

それらに対し、このウェブページで取り上げたダイワボウ株は、上の日足チャートに見られるように同じ2016年4月末から6月末までの期間ではほとんど値動きがなくほぼ保ち合いで推移しました。
日経平均株価の動きでわかるようにこの時期は相場全体は下落基調でしたが、ダイワボウ株は上図に見られるように長期レシオケータが上昇傾向でその間の短期的株価動向も強含みだったので、ダイワボウの株価はその期間ではほとんど変動なしとなったのです。

このように、私どもが開発した長期レシオケータと短期分析指数の両面で株価が上昇傾向にあると判断された銘柄は、相場全体が下落基調にある時期でもヘッジ買い銘柄として利用できるのがわかりました。
この時期には、たとえば新日鉄住金株のような長期レシオケータが下落傾向にある銘柄の戻り高値を信用売りすると同時にこのダイワボウ株のように中期的に上昇傾向にあると思われる銘柄を買い付けることで、想定外の株価上昇によって発生しうる値上がり損をある程度はヘッジできると考えられます。

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