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 パソコンを使っていて、最近ワープロなどアプリケーションプログラムの起動に時間がかかるようになったとか、デジタルカメラの画像が表示されるのに長い時間を要するようになったというような経験はありませんか。
これらの原因はさまざまですが、よくある原因の一つにハードディスク上のファイルのフラグメンテーションがあります。

フラグメンテーション
 ハードディスクを長期間利用し、データの書き込みと削除を繰り返し行なっていると、たとえばあるファイルのデータがハードディスク上のいくつかの位置に飛びとびに記録されるという状態が多くなります。このような状態をフラグメンテーションといいます。

フラグメンテーションが発生すると、そのファイルを読み込むにはハードディスク上でドライブヘッドの移動、トラックジャンプなどを行うことになり、フラグメンテーションがない場合に比較して長い時間を要することになります。
また、ヘッドの物理的な移動により、ドライブの負担が大きくなってドライブの耐用年数が低下する恐れがあります。

デフラグとは
 フラグメンテーションを解消するには、その不連続になったファイルを一度読み込み、ハードディスク上の連続領域に書き直します。この操作をデフラグといいます。

デフラグをハードディスクの先頭領域から順次行っていくと、ハードディスクに記録されているファイルが次々に連続した領域に書き換えられます。それによってハードディスク上の小さな未使用領域が少なくなり、大きな空き領域が大幅に増加します。

デフラグの利用
 最新のOS Windows XP では、デスクトップにある「マイコンピュータ」を開き、その中にあるハードディスクドライブのアイコン上で右クリックすると、下図の画面が現れます(少し前の Windows 98 などの場合には、デスクトップ左下の「スタート」ボタンをクリックし、「システムツール」--> 「デフラグ」とたどってください)。

通常は、Cドライブに "Program files" というフォルダがあり、そこに重要なアプリケーションプログラムがインストールされています。したがって、アプリケーションプログラムの起動が遅くなっている場合には、デフラグをする必要があるのは主としてCドライブということになります。
そこで、Cドライブの上で右クリックして、現れたメニューの一番下にある「プロパティ」を選択してください。

スキャンディスクの利用


ハードディスクの状態
 すると、「ローカルディスクのプロパティ」が表示されます。この画面で、上部の「ツール」タブをクリックすると、システムツールの画面が表示されます。
「最適化」の枠で、右の 「最適化する」 ボタンをクリックし、現れた画面で「分析」ボタンをクリックすると、下図のように現在のハードディスクの使用状態が表示されます。

システムの最適化

上図で、赤い色の部分はハードディスク上で断片化された状態で記録されているファイルを、青い色の部分は連続して記録されているファイルを示します。このパソコンでは1年近くデフラグをしていないので、フラグメンテーションがかなり進行しているのがわかりました。

デフラグの注意点
 それではさっそくデフラグを実行しますが、それにあたっていくつかの注意点があります。 
  • まずスキャンディスクを済ませること
    デフラグをするハードディスクにデータエラーがあったら意味がありません。まず、完全スキャンディスクをしておきましょう。

  • ハードディスクに十分な空きスペースがあるのを確認する
    デフラグは、市街地の再開発をするのと似ています。再配置のためのワークスペースとして、かなり大きなハードディスク上の空きスペースを必要とします。デフラグをするハードディスクの全領域の15パーセント前後の空きスペースを用意してください。

  • メモリは十分にあるか
    デフラグで再配置をおこなうには、十分なメモリを必要とします。メモリが不十分だと、デフラグ中にパソコンがハングアップする恐れがあります。その場合には、ハードディスク上のファイルが破壊された状態で放置されることになります。
    Windows Xp の場合には、メモリが256MB以上あるのを確認してください。

  • 実行中のプログラムをすべて終了する
    ワープロなど実行中のアプリケーションプログラムや常駐プログラムはすべて中止してから、デフラグを実行してください。 

  • デフラグ実行中に電源が落ちないように
    デフラグ実行中にパソコンの電源が落ちると、ハードディスク上のファイルが破壊された状態で放置されることになります。ぜひ、無停電電源装置を利用してください。
デフラグの実行
 上図の最適化の画面で「最適化」のボタンをクリックすると、デフラグが開始し、下の画面のように「最適化の後のディスクの使用状況」が徐々に変化していきます。開始から5時間ほど経つと、下の画面のように赤い断片化されたファイルの表示がほとんどなくなり、ほとんどが青い連続記録部分となりました。

デフラグの実行

その時点でデフラグは終了していませんでしたが、パソコンを緊急に使用することになったので、デフラグの実行を中止しました。このように、デフラグは非常に長い時間を要します。特に、最近はハードディスクの容量が大きくなったので、ますます時間がかかるようになりました。

いつデフラグを行うか
 上図でわかるように非常に長い時間がかかることもあるので、デフラグは100パーセント連続になるまで行う必要はありません。たとえば最初のフラグメンテーションが1/4ぐらいになるまでデフラグを行えばかなりの効果が期待できるので、それを一つのメドとしてください。

また、デフラグをしている間は、ハードディスクのヘッドが動きどおしとなります。これはドライブに与える負担が非常に大きいので、ドライブの寿命が短くなるという人もいます。以上を考慮して、普通のユーザーならたとえば年に一度くらい行うのがよいかと思います。

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