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共用のパソコン
 皆様の中には、パソコンを仕事などで何人かで共同利用している方がいらっしゃることでしょう。また、家庭でパソコンを子供さんと共用している場合も多いと思います。
そのような場合、自分にとって大事なデータ、たとえばパスワードなどを記録したファイルを他の人にアクセスされない場所に保存して置きたくなります。

また、私は一度外出先で持っていったノートパソコンを紛失しかけたことがありました。そのパソコンのハードディスクにはパスワードなどのデータを記録していたので、一時は非常に不安な思いをしました。
最近ではUSB接続の小型ハードディスクが便利に使われていますが、大事なデータを記録した小型ハードディスクを紛失したり盗まれたりすると、大きなトラブルになりかねません。

ファイルのアクセス権
 現在大多数のパソコンに利用されているOS(パソコンの基本ソフトウェア) WIndows 7 は、WIndows NT、WIndows 2000 と同じくネットワーク系OSに属しています。この系統のOSは、基本的にNTFS という信頼性・安定性の高いファイルシステムを採用しており、ハードディスク上のファイル/フォルダごとにアクセス権を設定することができます。

しかし、大部分の時間は一人で利用しているパソコンでアクセス権を細かく設定し、それを間違いのないように管理していくのは煩雑なことです。特にパソコンの知識がそれほどない利用者にはやや敷居が高いというのが実情です。

《アタッシェケース》
 そこで、このページではファイルやフォルダを簡単に暗号化し、それを開こうとすると暗号化の際に入力したパスワードをまた要求するプログラムをご紹介します。
この種の暗号化プログラムはいくつかありますが、ここではもっとも一般的に利用されていると思われる 《アタッシェケース》 というフリープログラムについて説明いたします。

 《アタッシェケース》  暗号化プログラム 《アタッシェケース》 をダウンロードし、インストール後起動すると、左図の画面が表示されます。

この画面から、暗号化、復号化、動作設定など、すべての操作が行えます。

なお、 《アタッシェケース》 は最近セキュリティ・ホールへの対策をした新バージョンを発表しました。左図の画面の「ヘルプ」をクリックして、バージョンが ver 2.7.4 以上になっているのを確認してください。

暗号化の方法
 パソコンのハードディスクなどにあるファイルやフォルダを暗号化するには、それらをマウスでドラッグして上図の 《アタッシェケース》 のウィンドウ内に入れるだけでOKです。
マウスでドラッグする代わりに、上図の 《アタッシェケース》 のウィンドウで「ファイル」メニュータブからそれらファイルやフォルダのある場所を指定することもできます。

暗号化の方法  すると、左図の画面が表示され、パスワードを入力するよう要求してくるので、適当なパスワード文字列を入力します。

その後もう一度同じパスワードを入力するよう求められるので、それに従ってパスワード文字列を入力します。

その後「暗号化」ボタンをクリックすると、そのファイルやフォルダを 《アタッシェケース》 の形式で暗号化したファイルがハードディスク上に生成・記録されます。
記録される場所は、任意に設定できます。

 上図で、パスワード入力欄の下にある「実行形式出力」のチェックボックスにチェックしてから暗号化すると、 《アタッシェケース》 の形式で暗号化したファイルの代わりにいわゆる実行形式の暗号化ファイルが出力されます。

このファイルは .EXE のエクステンションを持っており、ダブルクリックするとパソコンに 《アタッシェケース》 がインストールされていなくても復号化の画面が現れ、そこでパスワードを入力すると復号化が行われて元のファイルやフォルダが得られます。

ほかの人に暗号化ファイルを渡す場合、外部記憶装置に暗号化ファイルを記録する場合には、この形式が便利でしょう。

暗号化されたファイル
暗号化されたファイル

 上記のように 《アタッシェケース》 の形式で暗号化されたファイルは、左図左のアイコンでハードディスク上(デフォルトでは暗号化する前のファイルやフォルダがあった場所)に記録されます。
《アタッシェケース》 の形式で暗号化されたファイルは、.atc というエクステンションを持っています。

一方、実行形式で出力された暗号化ファイルは左図右のアイコンで記録されます。これらのファイルは .exe というエクステンションを持っています。

上図の2種の暗号化ファイルは通常の WIndows のファイルであり、他のフォルダに移動することができます。パソコン内だけでなく外部記憶装置などどこに移動しても、後述の方法により元のフォルダあるいはファイルが復元されます。

また、これら2種の暗号化ファイルは 通常の設定では削除することもできます。暗号化する際は、元のフォルダあるいはファイルをそのまま残すこともあるいは.残さないで暗号化ファイルだけを生成することもできますが、もし元のフォルダあるいはファイルを残さない設定にしていて暗号化ファイルを削除してしまうと、元のフォルダあるいはファイルを復元できなくなります。
やはり、万一に備えて、元のフォルダあるいはファイルは暗号化しないままでどこかにバックアップしておくのが安全でしょう。私は、それらをUSBメモリにコピーして、さる安全な場所に保管しています。

復号化の方法
 上記のように 《アタッシェケース》 の形式で暗号化されたファイルを復号するには、それらをマウスでドラッグして上図の 《アタッシェケース》 のウィンドウ内に入れるか、あるいは単にダブルクリックするだけでOKです。

復号化の方法  すると、左図の画面が表示され、パスワードを入力するよう要求してくるので、暗号化する際に入力したパスワード文字列をまた入力します。

その後「復号化」ボタンをクリックすると、暗号化される前のファイルやフォルダがプログラム 《アタッシェケース》 によって復元され、ハードディスク上に生成・記録されます。
復元されたファイル・フォルダが記録される場所は、任意に設定できます。

上記は 《アタッシェケース》 の形式で暗号化されたファイルを復号する場合ですが、実行形式で出力された暗号化ファイルの場合も同様で、ダブルクリックしてから暗号化する際に入力したパスワード文字列をまた入力すれば暗号化される前のファイルやフォルダが復元され、ハードディスク上に生成・記録されます。

利用上の注意
 この方式は、ファイルやフォルダを暗号化するだけで、簡単にファイル/フォルダの機密化が実現できる点にメリットがあります。 しかし、利用するにあたってはいくつか注意すべき点もあります。
  • 圧縮ファイルの移動、コピー、削除が可能

    圧縮されたファイルは通常のWIndowsのファイルなので、ハードディスクその他のメディアに移動、コピー、削除することができます。
    万一に削除されたときの対策として、やはり、元のフォルダあるいはファイルは暗号化しないままでどこかにバックアップしておくのが安全でしょう。

  • 暗号化フォルダにファイルを出し入れするには

    暗号化されたフォルダをいったん復号化し、ファイルの追加/削除をしてからまたパスワードを設定して再度暗号化してください。
    暗号化されたフォルダ内のファイルを編集する場合も、同様です。

  • 大きなファイル/フォルダの暗号化・復号化

    大きなファイル/フォルダの暗号化・復号化には、かなりの時間がかかります。場合によっては、ほかの方式を検討するほうがよいでしょう。
上記の各点に注意して、この機密化方式を大いに活用してください。

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