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 平成15年3月、東京湾の中央防波堤埋め立て地に、巨大な発電用風車が建設されました。東京都が、地球温暖化対策の一環として、民間企業と提携して行ったプロジェクトです。大都市に本格的な風力発電所が建設されたのは、全国で初めてということです。

東京都環境局がこの風力発電所の見学会を開催しましたので、かねてより風力発電に関心のあった私どもはそれに応募し、4月の末に見学にいってきました。

東京テレポート

 見学会参加者の集合場所は、東京臨海高速鉄道「東京テレポート」駅前でした。私どもは、この鉄道に乗るのも初めてでした。
JR山手線から簡単にお台場に行けるようになったのには驚きましたが、東京臨海高速鉄道の運賃が乗車時間の割に高いのにもびっくりしました。
駅から表に出ると、目の前にパレットタウンの大観覧車がありました。日本最大級を誇る直径100m、地上115mの大観覧車で、お台場一帯、羽田空港、東京タワーなどの近場から、新宿高層ビル群、横浜などまでも一望できるそうです。

空からの東京の景色を、16分をかけて、ゆっくりと楽しむことができます。

見学会のガイド

 東京テレポート駅前では、東京都がチャーターしたバスが待っていました。さっそくそれに乗り、中央防波堤埋め立て地の風力発電所に向かいました。

バスには、環境ボランティアのガイドさんが乗っており、風力発電の意味、この周辺にたくさんある都のごみ関連施設などについて、解説してくれました。

このガイドさん(左の写真)は、年齢はもう70歳をこえているそうですが、環境についての情熱を感じさせるエネルギッシュな解説ぶりが印象的でした。

埋め立て地のまっすぐな道路を10分あまり走ると、前方に2基の巨大な白い発電用風車が見えてきました。

発電用風車

 この発電用風車は、風力発電で先行するデンマークで製造されたものだそうで、タワーの高さ44m、風車のブレード(羽根)の直径は52mです。

従って、ブレードが真上を向いたときは、ブレードの先端は地上から70mの高さに達します。この風車2基で、一般家庭800世帯分の電力が発電できるそうです。

このあたりは、都のごみを埋立てた後に土盛りしたところで、見渡す限り広々とした草地になっています。草ひばりが、風車の上空でさかんにさえずっていました。
   仰ぎ見る
       風車の空に
           揚ひばり

大風車の直下で

 この風力発電所には、上記の巨大な風車が2基設置されています。これらにより、年間で約1700トンの二酸化炭素を削減できるということです。

しかし、現時点では風力発電のコストはまだかなり高く、採算にはまるで乗らないというのが実情のようです。

大風車のローター(回転部分)には、ブレードが3枚付いています。ローターの回転はゆったりとしているので、風車の直下で見ていると、3枚のブレードが春風と向き合って3拍子で踊っているようです。
   春風と
     ワルツ踊るや
       大風車

風力発電の出力

 大風車の直下には、現在の風速、発電量などが表示されていますが、それらの数値が時々刻々と大きく変動しているのがいかにも風力発電らしいところです。
本日は、ほどよい風に恵まれて絶好の風力発電日和とのことでした。

発電用風車の研究は、現在日本を含め世界中で急ピッチで進められており、大型化、軽量化、ソフトウェアの改良などにより、出力1ワットあたりのコストが急激に低下して実用レベルに達してきたそうです。
今後、風力発電が地球温暖化を救うエースとなるのを期待しましょう。

   春風に
       勇みて風車
           発電す

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