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ハード ディスクの交換

記録メディアの選択  パソコンに利用されているハード ディスクやSSDには寿命があります。長年使用しているうちに、クラスタの故障などで次第に劣化してまずデータ読み書きのエラーが次第に増加し、やがてある日突然パソコンが起動しなくなるなど重大な事態になります。

ハード ディスクの異常に気がついたら、早めに新しいハード ディスクを手当てし、古いハード ディスクが一応動いている間に新ハード ディスクに移行する準備をしましょう。
旧ハード ディスクが使えなくなってから新ハード ディスクに移行するのは大変な時間と労力を必要とします。

クリーンインストール
ハード ディスクを交換してパソコンがまた使えるようにするには、オーソドックスな方法としてはまず新ハード ディスクをフォーマトし次いでOSをインストールします。

その後、ブラウザの最低限の設定をしてインターネットやLANが利用できるようにします。そのときに、通常、マイクロソフト社などにアクセスしてOSの登録を行います。

このようにしてOSが使えるようになったら、OSのもとで利用できるさまざまなアプリケーションプログラム、ユーティリティプログラムなどを次々にインストールし、自分にとって使いやすいように設定、カスタマイズします。

上記のように、新しいハード ディスクに新規にOSをインストールし、各種プログラムも新規にインストールしてパソコンをセットアップするのをクリーンインストールといいます。一般にクリーンインストールは大変な作業になりますが、過去に蓄積された恐れのあるトラブルの種をすべて一掃できるということで、上級利用者の間ではよく行われています。

イメージバックアップ
 しかし、パソコンを高度に利用するほど、そして長年にわたって使用するほど、パソコンに蓄えられた各種アプリケーションプログラム、データの量は増加し、それらに関連する設定データ、アカウント情報なども多くなります。
新ハード ディスクに移行するとき、なんらかの方法で旧ハード ディスクに蓄えられたプログラム、データを簡単に新ハード ディスクにコピーできれば大いに有難いことです。

それには、まず旧ハード ディスク上のデータをそのまま他のハード ディスクなど暫定的記録メディアにコピーする必要があります。その後、必要に応じてその暫定的記録メディア上のデータをパソコンの新ハードディスクにコピーすれば、新ハードディスクを利用してそれまでの業務を継続できるようになります。

上記のように、パソコンで利用しているハード ディスクの情報をそのまま他のハード ディスクなど暫定的記録メディアにコピーするのをバックアップと呼びます。
バックアップにはいくつかの方法がありますが、その一つに「イメージバックアップ」と呼ばれるものがあります。それは、ハード ディスクに記録されている各種データ全体を一つの大きなファイル(イメージファイル)とみなし、それをデータ圧縮して他のハード ディスクなど暫定的記録メディアにコピーするというものです。

このようにしてバックアップされた旧ハード ディスクのデータは、専用ツールを使って新ハードディスク上に復元・記録することができます。
これにより、旧ハード ディスクからイメージバックアップをした時点とまったく状況で、新ハードディスクを利用してそれまでの業務を継続できるようになります。各種アプリケーションプログラムの設定、インターネットのサーバーの設定、パスワードなども、もとの状態がそのまま保存されています。

イメージファイルの転送

 イメージバックアップの原理は古くから知られており、専用のソフトウェアも有料、フリー含めていくつか以前からありました。しかし、実際に自分のパソコンでイメージバックアップをしてハード ディスクのデータを保全する利用者はそれほど多くありませんでした。

USBハード ディスク それは、まず一つにはイメージバックアップを行うには他のハード ディスクなど暫定的記録メディア上に大きな記憶領域を必要とするためでしょう。

後で述べるように、今回私のパソコンでイメージバックアップを行ったところ、USB で接続した外部ハード ディスクには160GBの記憶領域を必要としました。
現在はUSB やネットワークで接続する大容量外部ハード ディスクが安価に入手できますが、数年前まではそれらがなかったので、パソコンレベルでのイメージバックアップは困難だったのです。

またイメージバックアップを行うのに長時間を要するのも問題点の一つでした、たとえば上記160GBものイメージファイルを他のハード ディスクなど暫定的記録メディアにコピーするにはかなりの時間がかかります。
現在ではネットワークも高速化し、USB も転送速度が大きくなりましたが、以前の USB1.0 ではこれだけのファイルを転送するには少なくとも5時間ぐらいを要したと思われます。

Windows 7 の場合

 マイクロソフト社が2009年にリリースした Windows 7 では、OSの標準機能としてイメージバックアップを行うプログラムが付いています。これにより、利用者は、大変簡単に現在使用しているハード ディスクのイメージバックアップをすることが可能になりました。

今回私は、この Windows 7 の機能を利用して自分のハード ディスクのイメージバックアップを行いました。その様子を以下に簡単にご報告します。

イメージバックアップに先立って、バックアップ対象のハード ディスクの内容を整理しておきましょう。今回バックアップするパソコンは Windows Vista の時代に購入したかなり古いもので、ハード ディスクにD:ドライブという別パーティションが設けられており、それを Windows Vista の「リカバリー領域」として使用しています。

Windows Vista は2014年4月にマイクロソフト社のサポートが終了するので、この際、このハード ディスクのD:ドライブを除去し、C::ドライブに統合しました。インターネットでパーティションが複数あるハード ディスクのイメージバックアップでトラブルが発生したというレポートを目にしたこともあり、今回はハード ディスクの構成を簡単にした状態でイメージバックアップを行いました。

なお、ハード ディスクのパーティションの操作は、コントロールパネル --> システムとセキュリティ --> 管理ツールで行います(下図)。

パーティション

バックアップの実行

 ハード ディスクのイメージバックアップを行う前に、まずC:ドライブに対してチェックディスクを行なってエラーを取り除いておきます。

イメージバックアップに利用する予定の他の暫定的記録メディア(USB やネットワークで接続されるハード ディスクなど)をパソコンに接続した上で、パソコンのコントロールパネル -->「 システムとセキュリティ 」から 「バックアップの作成」 を開きます。

記録メディアの選択 バックアッププログラムはパソコンに接続されている記録メディア内のファイルの検索を始めます。

その結果以前に記録されたバックアップイメージが見つからなければ、今回新規に行うバックアップのイメージをどの記録メディア上に保存するかを訊ねてきます(左図)。

現在ではバックアップイメージは100GB以上の巨大なファイルになるので、DVDなどではとても実用性がなく、通常は上記のようにパソコンに USB やネットワークで接続されるハード ディスが利用されます。

古いバックアップイメージの削除 「バックアップの作成」 でのファイル検索の結果、以前に記録されたバックアップイメージが見つかった場合には、左図の画面が表示され、そのファイルをどうするかを訊ねてきます。

通常は古いバックアップイメージを削除して現在のパソコンハードディスクのデータを反映するバックアップイメージを新規に作成しますが、その場合には左図のように 「このコンピューターのすべてのシステムイメージを削除する」 を選択します。

その後、イメージバックアップをする内容の確認画面が表示されます。それを調べて問題がなければ、画面右下にある「バックアップの開始」ボタンをクリックすると外部ハードディスクへのイメージバックアップが始まります。

私の場合には、前記のようにバックアップイメージファイルは160GBほどにもなりました。それを USB2.0 で接続された外部ハード ディスクにセーブしましたが、それには1時間40分を要しました。 USB3.0 の外部ハード ディスクを利用すれば、イメージバックアップの所要時間はその1/3ぐらいに短縮されると思われます。

システム修復ディスク

  Windows には重大なトラブルの際に役立つ「システム回復オプション」が用意されています。それを利用する方法の一つが「システム修復ディスク」です。
たとえば Windows が起動しなくなった場合、このシステム修復ディスクをパソコンに装着して電源をONにすると、システム回復オプションを利用する画面が表示されます。

上記の方法でバックアップイメージファイルの作成をすると、終了したときに「システム修復ディスクを作成しますか?」という画面が表示されます。
ハードディスクを交換する場合、もし外部ハード ディスクにバックアップイメージファイルが作成してあれば、システム修復ディスクを利用してパソコンを起動し、外部ハード ディスクのバックアップイメージファイルを読み出して新ハードディスクをセットアップできます。
このようにシステム修復ディスクは大変有用なので、上記イメージバックアップの画面に従ってシステム修復ディスクを作成して持っているとよいでしょう。

なお、システム修復ディスクはパソコンのコントロールパネル --> システムとセキュリティ --> バックアップと復元 からいつでも作成することができます。

イメージバックアップの運用

 このようにイメージバックアップを行うことで、現在のハードディスクの状態を外部のハードディスクに記録し、必要に応じてそれを現用のハードディスクに書き戻したり、新しいハードディスクにコピーするのが可能になりました。

しかし、このイメージバックアップは、最近ではかなり短時間のうちに行うことができるようになったとはいえ、やはりかなり長い時間を要します。そこで、一般のパソコン利用者ではたとえば数ヶ月に一度くらいの頻度で行えばよいかと思います。

イメージバックアップを行った後に発生するデータとしては、私の場合は毎日のメールデータ、ウェブページコンテンツ、コンピュータプログラムデータ、画像データ、各種テキストファイル類などがあります。私は毎日それらを USB 接続ハード ディスクにコピーしています。

パソコンに利用されているハード ディスクやSSDは、いつ重大な故障を起こすかわかりません。最悪の事態に備えて、イメージバックアップを定期的に行うようにしましょう。

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