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確定申告とは
 確定申告とは、その年の1月1日〜12月31日の収入・支出、医療費などの額を税務署に申告し、その内容からその年度に納付すべき所得税額を確定することです。
自営業を営む個人や年金生活者などは、毎年3月15日までに前年度の確定申告書を自分が住む地域の税務署に提出する必要があります。

私もこれまで毎年この作業をしてきたのですが、各種の源泉徴収票などを集計するのがわずらわしく、また確定申告書用紙にそれらを書き込んで税務署に届けて確認してもらうのが税務署の混雑で非常に時間がかかるのに困ってきました。

e-Tax の利用
 私どもはIT関係の仕事をしているので、このようなわずらわしい税務関係の作業がなにか電子的な方法でもっと簡単に行えないかと思いました。以前から e-Tax という国税に関するオンラインサービスがあるのは聞いていましたが、実は咋2010年度まではその内容はほとんど知りませんでした。

咋2010年度の確定申告のために税務署に行ったとき、 e-Tax を利用すれば自宅のパソコンでデータを入力し、その結果を税務署にインターネット経由で送信すれば確定申告ができるというのを知りました。
これは有難いと思ってその資料をもらって詳しく調べると、このシステムは少なくとも現時点では電子申告開始届出書の提出などさまざまな環境整備をしなければならず、また ICカードリーダーライタの購入など初期投資も必要なことがわかりました。
また、このシステムを利用するには「電子証明書」というものが必要ですが、それは3年ごとに更新することになっているのでそのための費用と手間がかかるようです。

結局 e-Tax はとても使う気にならず、咋2010年度の確定申告は従来どおり確定申告書用紙に書き込んだものを税務署で確認してもらって行いました。

ウェブで確定申告
 2011年1月半ばに咋2011年度の確定申告の準備をしているとき、国税庁のウェブサイトで確定申告書を作成できるという話を聞きました。

調べたところ、要は国税庁のウェブサイトのサーバーが確定申告書を作成するためのウィザード・プログラムを持っていて、利用者が自分の源泉徴収票などのデータをそのウェブページに記入すると確定申告書が簡単に作成できるというもののようです。

作成された確定申告書は簡単に印刷できるようになっており、また源泉徴収票や保険の領収書などを貼り付ける台紙も印刷されるので、それに書類を貼り付けて確定申告書といっしょに税務署に郵送あるいは提出すれば確定申告は終了ということになります。

上記 e-Tax の場合でも、源泉徴収票や保険の領収書などの書類は税務署に郵送あるいは提出しなければなりません。従って国税庁ウェブサイトで確定申告書を作成し、それを印刷して税務署に郵送あるいは提出するという方式は、利用者にとっては簡単なシステムで比較的楽に確定申告を済ませられるというメリットがありそうです。

昨年はエコポイントの申請をエコポイント事務局のウェブサイトで行った方が多いと思いますが、それもウェブサイトで申請をした後、印刷されて出てきた用紙に購入したテレビ、エアコンなどの領収書を貼り付けて事務局に郵送しました。
上記確定申告の方式も、そのエコポイントの申請とよく似た方式です。

国税庁のウェブサイト
 そこで、私は咋2011年度の源泉徴収票や保険の領収書などを取り揃えてから、国税庁のウェブサイトにアクセスして確定申告をして見ました。

トップページの「確定申告特集」というボタンをクリックし、次の画面で「申告書等の作成を開始される方」というボタンをクリックして先に進みます。

作成開始 すると、左の画面の「平成22年分の作成コーナー 作成開始」というボタンが現れます。
一応「ご利用案内」をクリックして見ておいてから、「作成開始」ボタンをクリックします。

ゴールドマンサックスタワー すると、左の画面の e-Tax か「書面提出」かを選択する画面が現れます。
ここでかならず「書面提出」のほうをクリックしてください。 電子申告(e-Tax) のほうを選択してはいけません。

パソコンの要件

 次いで、「申告書等印刷を行う際の確認事項」という画面が現れ、ウェブサイトで確定申告書を作成するのに利用するパソコン環境の確認を求められます。
  • パソコンのOS

    WindowsではWindowsXP以降、Macintoshでは Mac OS 10.5以降のOSが必要です。あまり古いパソコンでは利用できない恐れがあるので、自分のパソコンのOSをご確認ください。

  • パソコンのブラウザ

    ブラウザは、WindowsではInternetExplorer 6.0以降あるいはFirefox 3.6、Macintoshでは Safari 5が必要とされます。あまり古いパソコンでは対応できない恐れがあるので、自分のパソコンのブラウザをご確認ください。

  • PDF閲覧ソフト

    Windows、MacintoshともにAdobe Reader 8以降が必要とされます。やはり古いパソコンではこれらがインストールされていない場合があるので、自分のパソコンのPDF閲覧ソフトをご確認ください。
なお、Adobe Readerの最新バージョンはAdobeのウェブサイトで無料で入手できます。

テストデータの表示

テストデータの表示  上記パソコン要件の確認が終了したら、その画面の下の方にある「テストデータの表示」というボタンをクリックしてください。
すると、左のテスト画面が表示されます(これが表示されない場合は、上記パソコン要件をもう一度確認してください)。

その画面の左上にあるプリンターの形をしたアイコンをクリックすると、パソコンに接続されたプリンターで左のテスト画面が印刷されるはずです。

これで、確定申告書を印刷する準備が整いました。

確定申告書の作成

 「入力終了(次へ)」ボタンをクリックすると、確定申告書を作成するページに入ります。以降は従来からしてきた紙ベースの確定申告書作成と同じように、住所、氏名、電話番号などの入力を行います。

次に、いよいよ咋2011年度の源泉徴収票などに記載されている収入、源泉徴収税額などの入力を行います。それが済んだら、控除を申請するために、生命保険、地震保険などのデータも入力します。

国税庁のウェブサイトで確定申告書を作成する場合には、以降の税額計算はすべてウェブサーバーがしてくれます。還付金がある場合には、その額も自動的に算出して表示してくれます。極めて簡単に確定申告書が作成できたので、あっけないくらいでした。

確定申告書の印刷・提出

 上記のように確定申告書が作成されたら、やはりその画面を表示した後 「印刷」ボタンをクリックします。すると、全部でA46枚の書類が印刷されます。

主たる書類は確定申告書第一表、確定申告書第二表というもので、それらの控えになる書類も同時に印刷されて出てきます。

その他に、源泉徴収票や保険の領収書などを貼り付ける台紙も印刷されるので、それに書類を貼り付けて上記確定申告書第一表、確定申告書第二表といっしょに税務署に郵送あるいは提出します。以上で確定申告は終了です。

なお、控えの書類も本書類といっしょに税務署に郵送あるいは提出してください。税務署では、本書類をチェックしてOKとなれば、それら控えの書類に受付印を押して提出者に返送してくるようです。

今回体験してみて、ある程度のパソコン、インターネットの知識があれば、この方式で確定申告がきわめて簡単に行えるのがわかりました。読者の皆さまもぜひトライしてみたらいかがでしょうか。

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