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イメージスキャナ

 これまで長い間キャノン製のイメージスキャナーを利用してきましたが、最近それがほうぼうおかしくなってきました。修理もできなくはないようですが、最近は低価格のスキャナーが販売されているので、新しく購入することにしました。

たとえば、美術作品を印刷するとか、あるいは書類をスキャニングしてテキストデータとしてコンピュータに取り込むといった場合には、相当ハイスペックのスキャナーが必要です。

スキャナー しかし、私の場合は、ほとんどがウェブに掲載するための画像を紙から読み取るだけなので、解像度 1200dpi 程度のフラットベッド普及機で十分です(dpi は1インチあたりの解像本数)。

メーカー各社の普及機のスペックを比較検討した結果、もっとも価格の低いエプソン "GT-7400U" に決定しました。左図のようにコンパクトで、使わないときは縦置きにして保管できるのが有難いところです。

スキャナの購入

 例によって、日ごろ利用している 楽天で "スキャナー" を検索 したところ、消費税込み、送料(500円)別で 8,224円 というショップが見つかりました。

そのショップのホームページで購入の手続きをした後、上記金額を銀行送金しました。その2日後、GT-7400U が宅急便で送られてきました。

スキャナのセットアップ

 まずは同梱品などが全部あるのを確認してから、マニュアルを開き、その記載とおりにセットアップを行います。最初に、付属の CD-ROM からスキャナのドライバーなど必要なソフトウェアをパソコンにインストールします。
全部インストールすると400MB以上になるので、ハードディスクに余裕のない方は必要なソフトウェアだけをインストールしてください。

それが終了したら、電源アダプタを経由して電源に接続します(スキャナの電源スイッチはありません)。次に付属のUSBケーブルで、スキャナとパソコンを接続します。

データの取り込み

 以上でスキャニングの準備は終了しました。スキャナから画像データを取り込むには、画像処理プログラムが必要です。上記付属の CD-ROM には一応使えるレベルの画像処理プログラムが入っていますが、ここでは Windows 環境の画像処理プログラムの定番 PaintShop Pro 8 を利用する場合を説明します。

画像を取り込むには、下図のように「ファイル」メニュータブから「インポート」を選択し、その先のメニューで「TWAINデバイス」-->「取り込み」を選択します。


全自動モード

スキャニングのモード  すると、左図の "Epson Scan" の画面が現れます。スキャナでは、通常まず「プレビュー画面」という粗くスキャニングした画面を表示し、利用者がそれを確認してから最終的なスキャニングを行うのが普通です。

このスキャナでは3種のスキャニングモードが利用できますが、デフォルトでは「全自動モード」でスキャニングが行われます。

このモードでは、上記の「プレビュー」と「スキャニング」が自動的に設定されて継続して実行されるので、利用者はほとんどなにもしなくても一応のスキャニング画像が得られるようになっています。

従って、これは、パソコンや画像処理の知識が少ない初心者にとっては大変有難いモードといえましょう。

しかし、実際に利用してみると、このモードではさまざまな不具合や不満な点が発生することがあるのがわかりました。まず、プレビュー画面のうちの余白をカットした部分がスキャニングされるようになっていますが、これが必ずしも正確に行われず、有効画面がカットされることがあります。

また、有効画面全体がスキャニングされるので、有効画面の一部だけを区切って取り込むことができません。スキャニングに余計な時間がかかることになります。

さらに、スキャニングの際に画像の色調を補正したり諧調を補正することもできないので、ときにはスキャニング画像が原画と大幅に異なる結果になることもあります。

ホームモード

ホームモード  もう少し詳細に設定してスキャニングをしたい利用者のために、「ホームモード」というモードが用意されています。
"Epson Scan" の画面右上「モード」の欄で「ホームモード」を選択すると、左図の画面が現れます。

ここで、たとえば「画質調整」の枠で明るさ、コントラストをあらかじめ適当に設定しておいてからスキャニングをすることができます。

また全自動モードとは違い、まずプレビュー画面を表示して停止するので、利用者がその画面で最終的なスキャニングを行う範囲を指定することができます。

原紙の一部だけをスキャニングしたい場合には、これにより、スキャニングに要する時間が短縮され、ハードディスク上のファイルサイズを節約することができます。

実際の操作としては、画質調整などを設定した後左図の「プレビュー」ボタンをクリックしてください。

するとプレビュー画面が表示されるので、矩形ツールを使ってスキャニングを行う範囲を選択します(選択範囲が点線で示されます)。その後、左図の「スキャン」ボタンをクリックします。

プロフェッショナルモード

濃度補正  さらに、画像処理技術に精通した利用者のために、「プロフェッショナルモード」が用意されています。このモードを指定すると、利用者がスキャナの動作をあらかじめ細部まで設定しておいてからスキャニングをすることができます。

今回は美術カレンダーに印刷されていたレオナルド・ダ・ビンチの貴婦人像をスキャナで取り込みましたが、画面の暗い部分が少々黒くなりすぎる傾向が見られました。

そこで、スキャニングの際に画面の暗い部分をより明るくして取り込むように補正を行うことにします。
実際の操作としては、プロフェッショナルモードの設定画面で「濃度補正」のボタンをクリックすると、左図の画面が現れます。

その画面で、出力を示す直線をマウスでドラッグして上に凸の曲線になるようにします。その設定は、名前をつけて保存し、次回に再利用することができます。

イメージ調整  また、今回の貴婦人像のスキャニングでは、スキャニングで得られた画像が全体として原画よりやや赤みが強くなる傾向が見られました。

そこで、スキャニングの際に赤の出力をやや小さくするように設定しておくことにします。

実際の操作としては、プロフェッショナルモードの設定画面で「イメージ調整」のボタンをクリックすると、左図の画面が現れるので、「シアン−赤」の出力レベルをたとえば 10 ポイントほど小さく設定します。

必要に応じて、緑、青の出力レベルを同様に調整できます。

また、全体としての明るさ、コントラスト、彩度も、この画面で調整できます。

設定が終了したら、「閉じる」ボタンをクリックして画面を閉じてからプレビューを行います。プレビュー画面でスキャニングの範囲を矩形ツールで指定してから、スキャニングを行います。

スキャニング出力画像を画像処理プログラムで画質調整することもできますが、スキャニングの前に設定しておけば、画質の劣化が少なくて済みます。

スキャニング出力画像

スキャニング出力画像  今回は、美術カレンダーのカラー印刷をスキャンしたのですが、原画はほぼA4サイズでした。それを 300dpi でスキャンしたので、スキャニング出力画像は 2230×3501 となりました。
以降の画像処理を考えて、ビットマップ形式で取り込んだところ、ファイルサイズは22.3MBにもなりました。

このように、大きな原紙をスキャンすると、出力画像は相当大きなファイルになります。特にビットマップ形式でセーブすると巨大なファイルとなりますが、取り込んだ画像を色調調整とかサイズ変更などの画像処理を行うのが普通なので、とりあえずビットマップ形式でセーブしてください。

そのファイルを横幅240ピクセルのjpg形式に変換した画像を、左に示します。この画像のファイルサイズは21KBと、ビットマップ形式ファイルよりはるかに小さくなりました。

原画の美術カレンダーの品質がよかったので、スキャニング出力画像もウェブ用としては十分な品質となりました。

とても、8200円のスキャナーで取り込んだとは思えないくらいです。巨匠レオナルド・ダ・ビンチの貴婦人像が、パソコンの画面に再現されました。

楽天で "スキャナー" を検索


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