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災害時停電と計画停電

 今回の東日本大震災で亡くなられた方々に深くお悔やみを申し上げます。また、家を失い、避難所などで生活を送られている方々が、一刻も早く大地震の前の生活に近づくことができるようお祈りいたします。

私どもは、日ごろ商用電力を利用して生活をし、またさまざまな仕事を行っています。災害などにより商用電力が失われた場合には、生活にも仕事にも重大な悪影響が出るので、なんらかの対策が必要になります。

3月の東日本大震災から9ヶ月あまりが経過し、各地域の電力供給体制がある程度落ち着きを取り戻した結果、大震災の直後に行われた「計画停電」は国民生活、経済活動に与える影響が大きいので極力回避しようというコンセンサスが高まりました。
今後は、私ども商用電力の利用者は、特に電力消費のピーク時を中心に合理的な節電に努めることで電力の安定供給に協力する必要があります。

しかし、計画停電が回避されるとしても、やはり地震など突発的な大災害による大規模停電の恐れはなくなったわけではありません。このウェブページでは、突如発生して復旧するまでに数日以上も要するような大規模停電に対処するにはどのような準備をしたらよいかを検討しました。

停電時の電池利用

 大災害に伴うやや長期にわたる停電時には、乾電池など電池に蓄えられた電気を利用するほかありません。といっても、電池に蓄えられた電力は小さいので、それをなにに利用するのがもっとも有用かを検討しなければなりません。    
  • 懐中電灯
    単一アルカリ乾電池 大災害で停電になったら、夜間には何をおいても必要になるのが懐中電灯でしょう。

    従来の白熱豆球を使った懐中電灯は、比較的に効率がよいクリプトン豆球を使用する場合でもかなりの電力を必要とします。

    従って、白熱豆球を使った懐中電灯を長時間使用する場合は、乾電池ではすぐ消耗されるため実用的ではなく充電池が必要とされてきました。

    しかし、最近では発光効率のよいLED(発光ダイオード)を利用した懐中電灯が普及してきたので、乾電池でもかなり長時間の利用が可能になりました。これについては、後に詳しく解説します。

  • 携帯電話機の電源として
    単一アルカリ乾電池 今回の東日本大震災では、各地で電柱の倒壊、電話局舎の被災などにより固定電話が不通になりました。そのような場合には、携帯電話が便りの綱になります。

    確かに今回の大震災ではその携帯電話システムも震災発生直後には輻輳により不通になりましたが、それでも復旧に長日時を要する固定電話よりは携帯電話のほうが頼りになる場合が多いでしょう。

    その携帯電話機は、普通に使っていてもせいぜい数日しか電池が保ちません。今回の大震災では、被災各地で携帯電話機が電池切れで使用できなくなった利用者が続出しました。乾電池で携帯電話機の内蔵電池をバックアップする機器が、災害対策として非常に有用と思われます。

  • 小型パソコンの電源として
    単一アルカリ乾電池 今回の東日本大震災では、震災発生直後には固定電話も携帯電話も不通になりましたが、インターネットはウェブサイトもメールもほぼ正常に機能しました。
    やはり、パケット通信のメリットが証明されたということでしょう。

    今後起こりうる大災害に備えて、私は停電時にも小型ノートパソコンでインターネットをかなり長時間にわたって利用できるように準備する予定です。

    その小型ノートパソコン用の電源としては、充電池も考えられますが、後に詳しく説明するように私どもは単一乾電池を多数利用しようと思います。

停電時の充電池の利用

ニッケル水素充電池 上記の用途に電池を使用する場合、電池として乾電池を使うのか、充電池を使うのかを検討します。

前記のように、今後は、私ども利用者と電力会社の努力により長時間にわたる計画停電は回避されると想定しましょう。
この場合は、万が一の大災害による長期停電に備えて電池による電源を確保することになります。

まずニッケル水素電池など充電池を停電時の電源として利用する場合について検討します。

これらの充電池は自己放電がかなり大きいので、たとえば10日に一度くらいの頻度で外部電源から充電する必要があります。それを怠ると、いざ災害のとき充電池にはそれほど電力が蓄えられていない状態になり、上記の用途に利用することができません。

しかし、この定期的充電を長年月にわたってきちんと行うのは、かなりわずらわしいことです。また、ニッケル水素電池など充電池の寿命も使用の仕方によっては案外短いとのことなので、個人の災害用電源に充電池を使うのは少々困難があるかも知れません。

さらに、ニッケル水素電池など充電池は、少なくとも現時点ではコスト面の問題があります。たとえば、現在単一アルカリ乾電池は安売り店では一個100円強で販売されていますが、単一ニッケル水素電池の価格はその10倍ほどです。この高価な電池を多数使うのは、個人の大災害対策としては少々コスト高につきそうです。

乾電池でパソコン電源

ニッケル水素充電池 そこで、次に災害時の長期停電の際にアルカリ乾電池などの乾電池を使うことを検討しましょう。

まず、乾電池は使いきりの電源なので、どのくらいの期間にわたって乾電池による電源を使うのかを決める必要があります。

ここでは、阪神淡路大震災、今回の東日本大震災の報道などを参考にして、災害による長期停電発生後15日間ほどは前記の目的の電源としてなんとか利用できることを目標にしましょう。

先に電池電源の主たる目的として挙げたもののうち、小型パソコンへの電源供給がもっとも大きな電力を必要とします。これを低いコストで実現するには、今のところ、一個100円強で買える単一アルカリ乾電池を使うほかありません。
別ページで詳しく説明しますが、私どもは単一アルカリ乾電池を18個使って小型パソコン用の非常外部電源を作る予定です。これにより、毎日1時間パソコンを使うとして5日間の利用が可能になると考えています。

現在の日本の乾電池は非常に優秀で、製造後5年が経過しても製造直後の利用可能電力の70パーセントを保っているということです。
そこで、たとえば毎年この単一アルカリ乾電池を11個ずつ購入していけば、5年後には小型パソコン用の非常外部電源に利用する単一アルカリ乾電池が3セット分備蓄されることになり、災害による長期停電発生後15日間のパソコン利用が可能になると期待されます(今後5年間は災害による長期停電が発生しないと想定します!)。

消耗した乾電池の再利用

 上記のように単一アルカリ乾電池によるパソコン電源を使用していると、電力が消耗してパソコン電源には使えなくなった単一アルカリ乾電池が多数発生することになります。これらの乾電池も、LED懐中電灯や携帯電話の電源としてはまだ十分使えるのです。

LED懐中電灯については別ページで詳しく解説しますが、私どもは主として単一乾電池を2個使うLED懐中電灯を利用する予定です。これらのLED懐中電灯は、内蔵のDC-DCコンバータで乾電池の電圧を高い電圧に変換してLEDを点灯するようになっているので、乾電池が少々消耗していてもなおLEDを十分な明るさで光らせることができます。

携帯電話機についても、長期停電時に電池切れになった場合、私どもはとりあえず短時間携帯電話を使用できる外部電源を持っています。これは単三アルカリ電池を2個使うものですが、パワー不足により携帯電話機の内蔵電池をフル充電することはできません。
そこで私どもは、単三アルカリ電池2個の代わりに単一アルカリ電池2個を使って携帯電話機内蔵電池をフル充電する予定です。このための単一アルカリ電池として、上記パソコン電源には使えなくなった単一アルカリ乾電池が利用できると予想されます。

以上の検討により、単一アルカリ電池を多数備蓄しておけば、災害による長期停電時にはさまざまな用途に利用できて大変有用であるのがわかりました。また、それに必要なコストも充電池を利用する場合に比較してかなり低いと思われます。
私どもは、この2011年秋に単一アルカリ乾電池を12個(4個入シュリンクパック3つ)を購入しました。今後、毎年単一アルカリ乾電池を10個ぐらいずつ購入し、大災害に備えて備蓄する予定です。

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