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USB接続メモリ
 USB接続メモリとは、英語では USB flash drive といいます。書き換え可能で不揮発性のフラッシュメモリ(flash memory)をUSB端子でパソコンに接続し、パソコン側から見るとハードディスクと同様に動作するように構成した外部記憶装置です。

USB接続メモリは、パソコン側からは外部電源なしでデータを書き込み、読み出しできる外部ディスク装置に見えるという点ではUSB接続の小型ハードディスクと同じですが、こちらはフラッシュメモリを使っているため次のようなメリットがあります。
  • データ書き込み、読み出しが高速。

  • 消費電力が小さく、発熱も少ない。

  • 落下など衝撃に対して強く、壊れにくい。

  • 小型軽量で可搬性が優れている。
近年のフラッシュメモリの大容量化、価格低下により、現在ではGBクラスの大容量USB接続メモリが安価に入手できるようになりました。

USB接続メモリの短所

 一方、USB接続メモリには次のような短所もあります。
  • フラッシュメモリは書き換え回数に制限があり、書き換え頻度が非常に高い用途での使用には適さない。

  • フラッシュメモリのデータ保持期間には制限があり、非常に長年月にわたる継続使用には適さない。

  • 落雷などで高電圧がかかった場合には、一瞬にして使用できなくなる恐れがある。

  • 小型軽量なため、外部に携帯した場合に紛失したり、盗難にあう恐れもある。
書き換え回数の制限、データ保持期間の制限はフラッシュメモリの原理的な特性であり、注意は必要ですが、一般ユーザーが使う範囲ならそれほど気にする必要はないでしょう。

上記リスト3番目の過電圧による故障は、USB接続メモリに限らずパソコン・システム全体に起こりうる大問題です。対策としては、たとえば重要なデータ類はUSB接続ハードディスクにバックアップし、そのUSB接続ハードディスクは通常時はパソコンのUSB端子から外して保管するのがよいでしょう。

データ暗号化ソフト

 最近、USB接続メモリを外出先で紛失したり、盗難にあったという話はよく聞きます。
もし、たとえばパスワードなど重要なデータを記録したUSB接続メモリが他人の手に渡ったら、大きな被害をこうむることになるかも知れません。

その対策として、現在のUSB接続メモリでは、USB接続メモリ全体あるいはUSB接続メモリ内の一部のフォルダのデータを暗号化できるようになっています。
そのために必要なデータ暗号化ソフトは、通常USB接続メモリのメーカーから提供されますが、それ以外のソフトウェアベンダーからより使い勝手のよいソフトが販売される場合もあります。最近では、フリーソフト(無料)でもかなり優秀なデータ暗号化プログラムが多数登場しています。

データ暗号化ソフトは、通常USB接続メモリ内またはUSB接続メモリ内の暗号化したいフォルダの中に内に暗号化ソフトの本体をインストールした状態で利用します。
その暗号化ソフトを起動して自分で設定したパスワードを入力することでフォルダ内ファイルの暗号化が行われます。その結果、もとのファイルやフォルダはエクスプローラ上から見えなくように作ってあるプログラムが多いようです。

このように暗号化したファイル・フォルダを復号化するには、またUSB接続メモリ内の暗号化ソフトを起動して暗号化の際に入力したパスワードをふたたび入力します。
暗号化ソフト本体がUSB接続メモリ内にインストールされてあるので、出先で他の人のパソコンを借りて暗号化、復号化を行うこともできます。

ロック機能付きの製品

 USB接続メモリ自体にデバイスロック機能が付いた製品も登場してきました。そのような製品では上記のデータ暗号化ソフトは不要なので、利用者としては大変簡便にセキュリティ対策ができることになります。

(株)アイ・オー・データ機器の Secure EasyDisk シリーズを例にとると、USB接続メモリーを差し込むと自動的にパスワード入力画面が表示されます。このUSB接続メモリーを最初に使うときは、その画面で自分のパスワードを登録します。
以降は正しいパスワードを入力すれば通常のUSBメモリーと同様に使用できます。

このデバイスロック機能を利用するには基本的にパソコンに Windows の管理者権限でログオンしている必要がありますが、(株)アイ・オー・データ機器から提供されているユーティリティプログラムを利用すればユーザー権限でも利用できます。

コンピュータ・ウィルス

 USB接続メモリについては、最近コンピュータ・ウィルスが大きな問題になっています。USB接続メモリは他のパソコンとUSB端子を介して簡単にデータをやり取りできるのが大きなメリットですが、いったん何らかの経路でUSB接続メモリにコンピュータ・ウィルスが入り込むと、今度はUSB端子を介して他のパソコンが次々とコンピュータ・ウィルスに感染する恐れが出てきます。

USB接続メモリ内のウィルスに感染したアイコンをダブルクリックすると、ウィルスによってそのパソコンが何らかのダメージを受ける恐れがあります。
また、そのパソコンで自動実行が設定されている場合、パソコンにUSB接続メモリを挿入すると同時にUSB接続メモリのルートフォルダに置かれた "autorun.inf" が参照され、何らかの悪意あるアプリケーションが自動的に実行される恐れがあります。

最新の OS Windows 7 では 「自動実行」 機能は CD/DVD ドライブのみで動作するように制限されているので、USB接続メモリをUSB端子に挿入したとき上記の悪意あるアプリケーションが自動実行されるリスクはほとんどなくなりました。

コンピュータ・ウィルスによる被害を防ぐには、まずインターネットのウェブサイトやインターネット・メール経由のウィルスをUSB接続メモリに入れないように気をつけることです。
最近のウィルスチェック・プログラムはUSB接続メモリだけを調べるように設定できるので、たとえば一日の仕事が終わったときUSB接続メモリにウィルスが入り込んでいないかを調べるとよいでしょう。

また会社などで多数のパソコンがある場合は、それらの中に OS が古いものやウィルスチェック・プログラムがないものがあると、そこからウィルスに侵入されてやがて関係するパソコン全体に広がることもあります。

USB接続メモリ
USB接続メモリを購入

 4年ほど前に購入して愛用してきたUSB接続メモリが、現在では記憶容量が小さく不便を感じていました。

新しく8GBクラスのUSB接続メモリを購入しようとインターネットで価格を調べたところ、最近ではそのような大容量のUSB接続メモリでも以前に比べて価格が非常に安くなっているのがわかりました。

スペック、価格などを調べて、エレコムというメーカーの "MF-MSU208GBK" という機種に決め、インターネットで注文しました。

数日後に、販売店からエレコムの8GBUSB接続メモリが宅急便で送られてきました。さっそくパソコンのUSB端子に挿入し、1GBほどのデータファイルをパソコンのハードディスクから転送して動作を確認しました。

8GBというと、昔のパソコンならハードディスクに相当する記憶容量です。それが指先ほどの大きさのデバイスに入ってしまうというのですから、利用者としては実に有難い話です。

このUSB接続メモリは、出荷時にはMacintoshでも使用できるようにFAT32でフォーマットされています。もしWindowsパソコンだけで使用するのであれば、このハードディスクをNTFS形式でフォーマットし直すのがよいでしょう。

現在ではNTFS形式がWindowsパソコンの標準ファイルシステムになっています。この形式では、ファイルへのアクセス記録を保持して障害などの際もファイルの構造を復旧できる機能があります。また、4GB以上の巨大なファイルを保存でき、最大ドライブサイズも2TB以上可能ということです。フォーマットの詳細は、エレコムのウェブサイトをご覧ください。

データのセキュリティ

 このエレコムのUSB接続メモリでは、記録されたデータの保護のために2種類のソフトウェアが用意されています。

データのセキュリティ USB接続メモリをパソコンに接続しておき、Windows ではマイコンピュータから本USB接続メモリを選択してダブルクリックします。
USB接続メモリ内にある PASS.exe を使用してUSB接続メモリ内にセキュリティフォルダを作成します。そのフォルダにデータを保存し、非表示に設定にすると、データを保護することができます。

「PASS」は、パスワード認証方式のセキュリティソフトですが、あらかじめセキュリティソフトに登録したパソコン(3台まで)については、「パスワード自動認証機能」により、パスワードを入力することなく、接続するとすぐにデータにアクセスできます。

データのセキュリティ さらに強力なUSB フラッシュメモリ用セキュリティソフト「PASS×AES」が、エレコムのウェブサイトで提供されています(左図)。
PASS × AES をダウンロードしてUSB接続メモリ内に保存してから実行し、USB フラッシュメモリ内にセキュリティフォルダを作成します。そのフォルダにデータを保存し、非表示に設定にすると、データを保護することができます。

「AES」は米国政府が標準で使用し、日本政府も推奨する最高レベルの暗号化方式です。暗号化することにより、USBメモリ本体を分解して直接データを取り出しても内容を閲覧できなくなります。

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