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 世田谷区の馬事公苑の近くに、駒澤大学付属高校という学校があります。この高校の吹奏楽部は全国でも指折りのレベルの高さを誇っており、今年は東京都の大会で銀賞を獲得したそうです。

文化祭のときこの吹奏楽部がポピュラーコンサートをするという話を聞いたので、11月のはじめにこの高校を訪れました。なにしろ我が家から歩いて15分ほどのところにあり、日ごろこの高校の前はよく通っているのですが、校門をくぐるのは初めてでした。

高校の文化祭というのは、昔、自分が都立高校に行っていたとき以来です。学校の構内に入ると、生徒たちはもちろんのこと、父兄や私どものような近所の住民と思われる人々がたくさんいました。
吹奏楽コンサートは、大きな体育館の中で行われました。定刻に近くなると、会場には次々と聴衆が集まって満員となりました。

吹奏楽部は130名あまりのメンバーがいるそうで、全員下の写真のように白シャツ、黒ズボンのユニフォームを着ています。やがて、やはり吹奏楽部のメンバーの一人が指揮台にのぼり、コンサートが始まりました。

吹奏楽団

 私は、クラシックのコンサートにはときどき行きますが、本格的な吹奏楽のコンサートは初めてでした。今回のコンサートは、「オーメンズ・オブ・ラブ」という曲で始まりました。
フュージョン・グループ「ザ・スクエア」のキーボード奏者が作曲したものだそうで、現在は吹奏楽の人気曲目となっています。なんと、クラッシク・オーケストラ用に編曲された版もあるそうです。

この曲には壮大な序奏がありますが、130名あまりの吹奏楽団が演奏する序奏は強大な力に満ちており、私どもはいっぺんに吹奏楽の魅力にとりつかれました。さすがに評判どおり、この吹奏楽団の演奏は立派なものでした。

クラリネット クラリネット

 吹奏楽団には、上の写真のクラリネットやフルート、オーボエなどの木管系楽器も加わっています。
クラッシクのオーケストラではオーボエのA音に各楽器が合わせることでチューニングが行われますが、この吹奏楽団ではクラリネットが出すA音で音あわせがされたようでした。

 モーツアルトの時代にできた比較的新しい楽器であるクラリネットは、音域が約3オクターブ半と広く、表現力が豊かなのが特徴です。
オーケストラ用の曲を吹奏楽のためにアレンジする場合は、ヴァイオリンのパートをクラリネット用に書きかえて演奏するそうです。

トランペット トロンボーン

 吹奏楽を特徴付けるのは、なんといってもトランペット(上の写真)、トロンボーン(右の写真)などの金管楽器です。
これらはクラシックのオーケストラでももちろん使われますが、吹奏楽の場合はこれらが主体となって強大な音量、華やかな音色で楽曲を牽引するのです。

トロンボーン(上の写真)は、クラシック音楽では、ベートーベンが「運命」の第四楽章のファンファーレで交響曲に初めて登場させました。
今回は、小柄な女子メンバーがこの大きな楽器を持って立ち上がり、堂々と吹きまくっていたのに感嘆しました。

サクソフォン チューバ

 サクソフォン(上の写真)は、木管楽器に位置づけられますが金属でつくられており、木管楽器と金管楽器の中間的な性格を持っています。
優れた演奏機能と広い音域により、吹奏楽には欠かせない楽器となっています。

上の写真の大きな楽器は、チューバです。オーケストラでは普通コントラバスがもっとも低い音域を受け持ちますが、吹奏楽ではこのチューバがその役割を果たします。
吹奏楽の底辺を支える力持ちの楽器といえましょう。

パーカッション ビブラフォン

 オーケストラでは、普通の曲目では打楽器はティンパニ(太鼓)だけです。ティンパニは正確な音の高さに調整できる打楽器で、オーケストラの力の表現には欠かせません。
今回は、ティンパニは写真のように鳴らしているのですが音はそれほど聞こえず、代ってバス・ドラム(大太鼓)が大活躍でした。

大規模な吹奏楽団では、上の写真のビブラフォンが加わっています。
ビブラフォンは鉄琴の鍵盤の下に共鳴管を付加し、その共鳴管の電動ファンによりビブラートをつけるものです。
音域が広く、大音量の吹奏楽の中でも非常に効果的に使用できるそうです。

ボーカル 女子メンバーのダンス

 コンサートのプログラムは、吹奏楽のほかに、楽器当てクイズや女子メンバーのダンスなど盛りだくさんです。
上の写真は、おおらかなタイプの女子メンバー2人による沖縄の歌でした。

この高校は、野球などのスポーツが強いので、吹奏楽団もそれらの試合の応援に行くことが多いのでしょう。女子メンバーたちが、吹奏楽をバックににぎやかなダンスを見せてくれました。

ボクちゃんの飛び入り 吹奏楽団の模擬店

 今回のコンサートでは、ディズニーの音楽など子供向きの曲もいくつか演奏されました。
それを聞いて、このボクちゃんは「あ、これ知っている!」とステージの上に走り出してきました。
お客さんたちも吹奏楽団のメンバーたちも、みな大喝采でした。

コンサートが終わると、メンバーたちは楽器を片付けて、体育館の外にでました。吹奏楽団が模擬店を出しており、メンバーたちはそこの店員に早変わりです。私どもも豚汁とコーヒーを買って、校庭でゆっくりといただきました。
大いに吹奏楽団の活動費を稼いで、来年またがんばってください。

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