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フランス ・ パリ
 アレクサンドル3世橋
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アレクサンドル三世橋

 コンコルド広場からセーヌ河畔に出て西側の方向を見ると、遠くに立派な橋がかかっているのが見えます。パリでももっとも美しい橋といわれるアレクサンドル三世橋です。

1900年のパリ万国博覧会にあわせて建設されたこの橋は、ロシアとの同盟締結を記念して先代ロシア皇帝の名が冠せられました。

エッフェル塔と同じく、この橋も当時最新の鉄鋼技術を利用し、鉄鋼アーチ構造で建設されました。それにより、このような橋脚がない華麗なフォルムが得られたのです。

アレクサンドル三世橋

地下道入口

 河畔を歩いて橋に近づくと、橋のたもとに金色に輝く女神像が立っており、そのはるか向こうにエッフェル塔がそびえていました。
セーヌ川の対岸には自動車道路がありますが、それがこの橋のところでご覧のように地下に入っていきます。それを見て、ダイアナ元皇太子妃がパリの地下道で事故死したのを思い出しました。
事故当日、ダイアナさんはルーブル美術館の近くのリッツホテルの裏門からセーヌ川沿いの道路に向かったそうです。

地下道入口

地図で見ると、ダイアナさんの乗った車は、このアレクサンドル三世橋より1つか2つ上流の橋を通ってセーヌ川の対岸に渡り、そこで右折して河畔の道路に入ったと思われます。その後、おそらく左の写真のアレクサンドル三世橋のところで地下道に入ったのでしょう。

事故がおこったのは、アレクサンドル3世橋より2つ下流のアルマ橋の近くだったそうです。事故現場の地上にある広場には自由の女神が持っているのと同じトーチが置かれてあるとのことですが、それが現在ではダイアナさんの慰霊碑とみなされ、世界中の人々から献花がたえないそうです。

セーヌ川の遊覧船
セーヌ川の遊覧船

 このあたりは、セーヌ川クルージングの目玉コースで、たくさんの遊覧船が川を行き交っています。上記のアルマ橋の近くに、遊覧船の乗船場があるそうです。
この日は雲が垂れこめて寒かったのですが、ご覧のように遊覧船のデッキに出てあたりを見回すお客さんがたくさんいらっしゃいました。遊覧船も三色旗をなびかせていたのは、お国柄でしょうか。
この遊覧船は、いまルーブル美術館に向かっています。ルーブルを川から見た後、シテ島のノートルダム寺院に行くのでしょう。

アレクサンドル3世橋中央部
アレクサンドル橋中央部

 さらに下流の方向に歩いて、アレクサンドル3世橋のすぐ下の河畔にきました。この橋には橋脚がないので、橋の下から下流のほかの橋がよく見えます。

アレクサンドル三世橋のアーチの中央部には、左の写真のように金色の橋飾りがあり、美しい彫像も置かれています。

コンコルド広場のオベリスクは、フランス革命後200年を記念して金色のキャップをつけられたとのことです。このアレクサンドル3世橋の彫像や橋飾りなども、それと同時に金で装飾されたのでしょうか。

グラン・パレ

 河岸から、石の階段を登ってアレクサンドル三世橋の上に出ました。北側(シャンゼリゼの方向)を見ると、ガラス張りの大きな建物があり、その奥に三色旗をつけた巨大なドームがありました。やはり1900年のパリ万博の見本市などに利用するために建設された「グラン・パレ」(大宮殿)です。ガラス張りの建物は、現在科学博物館として利用されています。

グラン・パレの道路の反対側にプチ・パレという建物がありますが、こちらは美術館などに利用されているようです。

グラン・パレ

アンバリッドを望む

 目を転じて、南側、セーヌ川のほうを見ると、幅40メートル、長さ107メートルの壮麗な橋がセーヌ川をまたいでいます。そのはるか向こうには、アンバリッド(廃兵院)の金色のドームが輝いています。

幅10メートルもある歩道をゆっくりと歩いて、橋の中央部にさしかかりました。右手には、エッフェル塔が高くそびえています。まさに「花の都」の景観というほかありません。

最近、パリで結婚式をあげる日本人が増えていますが、その際は、この橋の上で記念写真を撮る向きが多いそうです。きっと、一生の思い出になるでしょう。

アンバリッドを望む

金色の女神像
金色の女神像

 橋の両たもとには4本の高さ17メートルの石柱があり、それらの上に芸術、科学、商業、工業を象徴する4つの女神像が、ペガサス(天馬)とともに置かれています。

王様などの像ではなく、近代的な文化を象徴する像をこの橋に配したところに、革命とその後の混乱を乗り切ってヨーロッパの中でいち早く近代国家を建設したフランスの誇りを感じます。

これらの像もふくめ、橋全体のデザインは、橋の延長上に見える巨大なアンバリッドの建物と調和するように決められたそうです。

アレクサンドル橋のプレート
アレクサンドル橋のプレート

 アレクサンドル3世橋のアンバリッド側のたもとに、この橋の建設日時を示すプレートがありました。それには、1897年に建設が始まり、万博の年1900年に完工したと記されていました。

写真の左上に、ひとつ上流のコンコルド橋が写っていました。こちらは石造りの橋なので、アレクサンドル三世橋とは違い、川の中の橋脚で支えられているのがわかります。

そのコンコルド橋のはるか向こうに、セーヌ川の対岸にあるルーブル美術館の巨大な屋根が写っていたのには驚きました。

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