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フランス ・ パリ
 パリあちこち (3)
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ルーブル美術館の中庭
ルーブル美術館の中庭

 今回は、ルーブル美術館行きが日曜日になったので、開館時間の30分ほど前にピラミッド側の入口に行きました。
なんと、まだだれも並んでいません。日曜日に行列の先頭となったのは、私どもも初めてのことでした。

私の妻に場所を確保してもらい、私のほうはデジカメをもってルーブル美術館の中庭の周りを撮影しました。
もう少したつと、ルーブル美術館の中庭では入場者の行列が長くできます。 しかし、現在はこのように歴史を感じさせる巨大な建物が静まり返っています。

中庭の銅像
中庭の銅像

 ルーブル美術館の中庭には、たくさんの彫刻や銅像が並んでいます。皆、なにか由来があってここに置かれているのでしょう。

この銅像は、よくある王様などの騎馬像ではありません。馬に乗っている若い男性は、軍服を着ているのではなく、胸をはだけています。また、その男性の足を見ると、靴を履いてなくてはだしのようです。

台座を見ると、「LOUIS ]W」と彫られてあるので、ルイ14世の騎馬像のようです。
ルイ14世は、このルーブル宮を嫌い、やがてヴェルサイユに壮大な宮殿を造って移り住みました。

ルーブルの上階から
ルーブルの上階から

 例によって、ルーブル美術館に入館したら、ルーブルの目玉中の目玉、モナリザめがけてわき目もふらずに進みます。まだモナリザの周りが込み合わないうちに見終わって、他の展示室に移動しました。

その途中、上階からルーブルの他のウィングが見えました。夏時間のパリでも今はもうかなり陽が高くなり、左の写真のようにルーブルの歴史ある建物に朝日があたって青空に映えていました。
地上から見たときは気がつかなかったのですが、建物の中央部の屋根に三色旗があり、風に翻っていました。

ナポレオンの戴冠式

 このルーブル美術館には、世界中から多数の美術ファンが集まってきます。フランス人の入場者にとって、ルーブルでもっとも重要な作品はモナリザを除けばおそらくドラクロアの 《自由の女神》 でしょう。それに次いでフランス人の入場者に人気のある絵画が、下の 《ナポレオンの戴冠式》 ではないかと思います。

作者ジャック=ルイ・ダヴィッドは、 1748年生まれですから、フランス革命の前のロココ絵画全盛期に活動したことになります。しかしダヴィッドは、ロココ調にはなじまず、イタリアでの古典絵画の研究を通じてスケールの大きい新古典主義的な画風を確立しました。

フランス革命後、ダヴィッドはナポレオンの首席画家に任命されて、ナポレオンを描いた作品を多数制作しました。それらのうちの最大の傑作が下の 《ナポレオンの戴冠式》 です。

この作品は縦6.1メートル、横9.3メートルの大作で、はじめてこれを見た入場者はまずその大きさに唖然とします。しかし、この作品はただ大きいだけではありません。この大画面を詳細に見てゆくと、ダヴィッドがフランス絵画史上有数の力量を持つ画家であったのがはっきりとわかってくるのです。

ナポレオンの戴冠式

エッフェル塔を望む
エッフェル塔を望む

 ルーブルの上階から西のエッフェル塔の方向を撮った写真です。すぐ目の下の広場にある円形の芝生にこのような池があるとは知りませんでした。地上でこの円形の芝生のそばに立って見ても、まずわからないことです。

その左側に、カルーゼル凱旋門(小凱旋門)があります。小凱旋門から北西の方向を見ると、はるかかなたにコンコルド広場のオベリスクの先端が金色に輝いているのが見えました。そのオベリスクのまたはるか向こう、シャンゼリゼ通りの突き当たりに、大凱旋門が小さく見えました。

ルーブルシュリー翼
ルーブル シュリー翼

 左はやはりルーブルの上階から撮った写真ですが、後で調べるとルーブル美術館の東の端、シュリー翼と呼ばれる部分の1階と半地下部分のようで、彫刻などがたくさん並んでいます。中央の吹き抜け部分のガラス屋根からの明るい光が、その空間を満たしていました。

もともとこのあたりは12世紀の要塞があったところで、ルーブルの拡張工事の際、その遺跡が発見されました。その一部がこの近くに保存、展示されています。

また、この場所の近くにはルーブル美術館全体の模型も展示されています。

ルーブル
ルーブルの半地下

 ルーブル美術館は、ともかく広大です。最大の「難所」、モナリザはもう見たので、あとは込みあうところはあまりありません。
歩きつかれたら、この半地下などあまり人が来ないところで、ベンチを見つけて一休みします。

美術館内は飲食禁止ですが、日本からもってきた飴玉をポケットから取り出し、そっと口に入れます(^_^)。なるべく口を動かさないようにして、飴玉を味わいました。10分も休むと足の疲れも薄れ、体も少し冷えてきたので、また立ち上がってこれまでに見ないで通過してしまった展示室に向かいます。

入口の行列
入口の行列

 広大なルーブル美術館を一日で見るのは不可能です。一通り見たら、ほどほどなところで残りはあきらめて、また美術館の入口に戻ります。
そこは、もうこのように長い行列ができていました。まさに美術館こそ「早起き鳥」が報われる場所です。

この近く、逆ピラミッドのあるあたりの広場は、ナポレオンホールと呼ばれます。地上の広場でカルーゼル凱旋門のある位置の真下に当たるようです。
現在は、この近くにレストランやブティークが並んで、パリの新名所になっています。

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