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オランダ・アムステルダム
 アムステルダム西教会
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アムステルダム西教会
アムステルダム西教会

 アムステルダム西教会は、王宮の西、アムステルダム中心部の西端にあります。

オランダは、16世紀の末にスペインとの間で独立戦争をし、1581年に独立宣言を発しました。この教会はその後の1631年に完成したので、当初からプロテスタント教会として建てられたことになります。

アムステルダムでもっとも高い85mの塔(左の写真)があるので有名で、そこからはアムステルダム市街が一望できます。

アンネ・フランクの像
アンネ・フランクの像

 西教会の前の広場に、アンネ・フランクの銅像が立っていました。

ナチス・ドイツの占領下、アムステルダムの街でもユダヤ人狩りが行われましたが、アンネ・フランクはそれを逃れて西教会のすぐ近くの家の屋根裏に隠れ住んでいました。

アンネの日記には、西教会の鐘の音に安らぎを感じると書かれているそうです。私は、幸薄き少女の哀れさに堪えられず、これまでその日記を読んだことがありません。

西教会塔の見学

 1966年には、現在のオランダ国王ベアトリクス女王の結婚式がこの教会で行われました。私どもが行ったときは、教会ではなにか行事をしていて内部には入れませんでしたが、入口からのぞいたところ、内部は明るい近代的な造りのようでした。

有料で塔の見学ができるとのことなので、参加することにしました。参加者が6人集まったところで、担当の赤い服を着た若い女性が、まず塔全体の大きな図面の前で塔の造りを説明しました。塔は、6階建ての構造になっているようです。

塔の構造の説明 塔内部の造り

カリオンと鐘つきハンマー

 女性の案内で、さらに上の階に進みました。塔にエレベータはなく、狭い石の階段を歩いて登ります。鍵盤で多数の音の高さが異なる鐘をならして音楽を演奏するカリオンが設置されていました(下左の写真)。カリオンについては、別ページで詳しく解説します。
下右は、塔内の巨大な鐘をつき鳴らすハンマーです。下の階から太いロープを引っ張ってこのハンマーを動かす仕掛けのようです。

カリオン 鐘つきハンマー

鐘本体とドラム

 西洋の鐘は、鐘の中に吊り下げた金属塊を横にゆすって鐘にたたきつける形式が普通です。この塔の鐘は、鐘本体の横に木製のドラムが付いており、その回転によって鐘の中の金属塊を鐘にたたきつけているようです。

日本の寺社の鐘楼にある梵鐘(和鐘)は、巨大な鐘本体を天井から吊り下げておき、その胴体を撞木という木の太い棒で突いて鳴らします。

西教会のドーム 西教会のドーム

パイプオルガン

 昨年は、ウィーンのシュテファン大聖堂の塔に登りましたが、そのときは塔の最上部近くまでエレベータで上がりました。
この西教会の塔は、シュテファン大聖堂の塔より断面積がずっと小さいようで、エレベータがありません。そこで、塔内の階段をひたすら登るのですが、その階段も登るにつれ狭くなり、最上部の近くでは手すりの付いた木の梯子のようになっていました。その部分をやっと登って下のほうを見ると、ほとんど垂直になっているのに驚きました(下左の写真)。

下右の写真は、塔最上部にあった歯車の仕掛けです。昔は西教会の鐘は15分ごとに鳴らされ、アムステルダム市民に時報を伝えたそうですが、これらの歯車はそのための時計仕掛けでしょうか。

塔最上部の階段 鐘を鳴らす歯車

塔頂上からの景観

 狭くて暗い階段をやっと登って最後のドアを開けると、アムステルダムの空が目の前に広がりました。さすがに85mの高さからの景観は壮大です。アムステルダムの市街を見回しながら、見晴台を何度も回って歩きました。

アムステルダムには、山はもとより、丘らしいものもありません。ただ、平地と運河が広がるだけです。また、この街には壮大な建築物も非常に少ないのです。この塔から見える範囲では、王宮と新教会、旧教会、そして中央駅などしかありません。
塔の上から方々を見回して、やはりこの街には遊覧船と自転車がもっともよく似合うと思いました。

塔頂上からの景観 塔頂上からの景観

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