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ロシア・サンクトペテルブルグ
 ネフスキー大通り
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 モスクワで国内航空機に乗り継ぎ、サンクトペテルブルグのホテルに入ったのは現地時間で夜8時ごろでしたが、あたりはまだ真昼のようでした。サンクトペテルブルグはこの時期白夜の季節で、また夏時間制をとっていることもあって、日没が11時ごろになるそうです。
外が明るいので、とても寝る気持ちにもなれず、部屋のカーテンを引いて明日の市内観光について調べました。

結局、まず市内の目抜き通りであるネフスキー大通りを歩いてみることにしました。「サンクト・ペテルブルク歴史地区と関連建造物群」が世界遺産に指定されていますが、このネフスキー大通りもその中に入っています。日本でいえば東京の銀座通りのようなところで、ショップやレストラン、デパート、劇場などが建ち並んでいます。

ネフスキー大通りの銅像
ネフスキー大通り東端

 ネフスキー大通りは、サンクトペテルブルグの中心部を東西に貫いており、全長が約 4.2 kmもあります。

私どもは、ホテルの近くの駅で地下鉄に乗り、ネフスキー大通りの東端にあるプローシャチ・バスターニア駅で降りました。ここは、古い教会を1955年に改造して地下鉄駅にしたということです。

大通りにはカラフルなバナーがかかっており、目抜き通りらしい華やかさがあります。歩道は幅が広く、ウィンドウショッピングをしながら楽しく歩きました。

フォンタンカ運河
フォンタンカ運河

 15分ほどもぶらぶらと歩くと、大きな運河にかかる橋にでました。アニチコフ橋という名前だそうで、橋の四隅に大きな馬の銅像が立てられていました。

橋の下のフォンタンカ運河を、ガラス張りの遊覧船が盛んに行き来します。運河の両岸は宮殿など美しい建物が立ち並んでいますが、建物の高さがエルミタージュ宮殿の高さ以下とされたので、両岸の建物の高さがそろっています。
遊覧船の発着所は、このアニチコフ橋の下にあるほか、ネバ川沿いのエルミタージュ美術館前にもあります。

トロリーバス
トロリーバス

 ネフスキー大通りには、新型の観光バスや路面電車も走っていますが、もっとも目立つのは写真のトロリーバスです。

トロリーバスというのは聞いたことがないとおっしゃる方も多いと思います。これは、路面電車と同じように架線から電力をとるのですが、レール上を鉄の車輪で走るのではなく普通のバスと同じようにゴムのタイヤで走ります。路面電車とバスの中間の形態といえましょう。
年配の方はおぼえていらっしゃると思いますが、昔東京の山手線沿いにこのトロリーバスが走っていたことがありました。

エカテリナ2世像
エカテリナ2世像

 ネフスキー大通り沿いにはいくつか公園がありますが、その一つオーストロフスキー公園の中に、エカテリナ二世の巨大な銅像がありました。高さが15メートルもあり、女帝像の下には当時の大臣や側近の像が並んでいます。

エカテリナ二世は、夫ピョートル三世を殺害して帝位についた女傑で、歴代皇帝の中でもピョートル大帝とならぶ存在だそうです。

エカテリナ二世は、エルミタージュ美術館の基を造り、多数の絵画を西欧諸国から購入したことでも知られます。

ガスチーニイ・ドボール
ガスチーニイ・ドボール

 公園の少し先の大通り沿いに、大きな建物が見えてきました。ガスチーニイ・ドボールというショッピングセンターです。

200年もの歴史をもつ市場でしたが、ロシアの市場経済導入後急拡大し、現在では食品、化粧品、衣類、雑貨などなんでもそろうサンクトペテルブルグの大ショッピングセンターになりました。

ネフスキー大通りを訪れる観光客にも大変人気が高く、日本の海外観光ガイド雑誌にもかならず紹介されています。私どもも、ここでお茶を飲んで一休みしました。

カザン大聖堂
カザン大聖堂

 ガスチーニイ・ドボールからさらに西に歩くと、巨大なカザン大聖堂が見えてきました。144本のコリント式列柱が半円形に立ち並ぶギリシャ建築風の回廊の奥に、高いドームがそびえています。

この大聖堂は、旧ソ連時代にはなんと反宗教博物館として使用されたということです。現在では、他のロシア正教の寺院と同じく昔の姿に復元され、サンクトペテルブルグ市民の篤い信仰を集めています。

社会主義革命は、結局1000年の歴史をもつロシア正教信仰には敵いませんでした。

ネフスキー大通り西端
ネフスキー大通り西端

 カザン大聖堂からさらに西に歩くと、まもなくやはり美しい川筋で有名なモイカ運河にでます。ここでも川クルーズが行われており、特に宮殿広場側からエルミタージュ美術館の壮麗な景観で有名です。

運河を越えてさらに10分ほど行くと、ネフスキー大通りは旧海軍省の建物に突き当たり、終点となります。

左の写真は、この西端から東側のネフスキー大通りを見たものです。天気がよければ、ネフスキー大通りのはるか東端の大きな建物も識別できるそうです。

旧海軍省
旧海軍省

 サンクトペテルブルグは、もともと海軍の要塞と軍港から発展した都市です。したがって、当初は海軍省を中心として道路が建設されました。その結果、現在でもネフスキー大通りなど三本の大通りが海軍省の建物から放射状に伸びています。

この旧海軍省には、左の写真のように大きな金色の尖塔があります。ネフスキー大通りのいたるところから、この尖塔をのぞむことができます。
ロシア人は金色の尖塔が大好きで、ネバ川のワシリー島にあるペトロパブロフスク要塞にも高い尖塔があります。

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