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ネイビーヤードの埠頭

 このチャールズタウン・ネイビーヤードには埠頭やドックがたくさんあるので、このあたりの地図を見ると海と陸がくしの歯状に入り組んでいます。

ネイビーヤードの中を歩くと、左の写真のような長い埠頭がいくつもありました。ここなら大きな補給船や巡洋艦クラスの大型艦船でも楽に停泊できるでしょう。

チャールズタウン・ブリッジ

駆逐艦カシン・ヤング
駆逐艦カシン・ヤング

 ネイビーヤードには、前ページで書いたコンスティチューション号のほかに、カシン・ヤングという駆逐艦が停泊しています。
カシン・ヤングは、太平洋戦争末期の1944年に就役した駆逐艦で排水量は2050トン、全長は115メートルです。

この軍艦は、日本海軍のカミカゼ攻撃で2度も大被害をこうむりながら、そのたびに復活して太平洋各海域で任務に当たったというつわものだそうです。

現在は、記念軍艦としてここに停泊しており、観光客など一般に公開されています。

駆逐艦カシン・ヤング カシン・ヤングの主砲は5インチで、前後の甲板に計5門配置されています(左の写真)。
そのほかに40mm対空機関砲を10門持っているそうです。それらの対空機関砲が、零戦など日本海軍の戦闘機に対して撃ちまくったのでしょう。

カシン・ヤングは、もう実際に任務に出動することはありませんが、それでもアメリカ海軍の軍艦として船籍があるので、艦内には水兵たちが詰めていて船のメンテナンスなどをしています。

カシン・ヤングでは定時に説明ツアーをしており、水兵たちが艦内を案内してくれるということです。

コンスティチューション号
コンスティチューション号

 カシン・ヤングの隣の埠頭には、アメリカ海軍の帆船型戦闘艦コンスティチューション号が停泊していました。
コンスティチューション号は、左の写真のように3本マストの大型帆船で、排水量2,200トン、全長 62メートルです。
進水は1797年で、アメリカ独立戦争終了後14年目のことです。このころアメリカ合衆国は国力が次第に充実し、海外にも徐々に進出しつつありました。
コンスティチューション号は、アメリカ海軍の主力戦闘艦として地中海や北アフリカ海岸にも出動したということです。

駆逐艦カシン・ヤング ヨーロッパでは、1805年にナポレオン支配下のスペイン・フランス連合艦隊とイギリス・ネルソン艦隊との間でトラファルガーの海戦が起こりましたが、コンスティチューション号はそれより8年ほど前の帆船型戦闘艦ということになります。

19世紀中ごろには蒸気機関を使用した軍艦が実用化されたため、帆船型戦闘艦は世界各国で相次いで廃艦になりました。その中で本艦は、数度にわたる補修を経て現在でも外洋に出動可能な状態で保存されています。 コンスティチューション号は、れっきとした現役のアメリカ海軍戦闘艦なのです。

搭載された大砲
搭載された大砲

 左の写真は、コンスティチューション号の甲板に置かれてあった小型の艦砲です。

コンスティチューション号のサイトを見ると、これはカロネード砲という短砲身の艦砲のようで、コンスティチューション号はこの艦砲を20門装備していました。

カロネード砲は、射程が短いですが口径が大きいので、大きな砲弾を敵艦に撃ち込むことができました。トラファルガーの海戦では、イギリス・ネルソン艦隊はこの艦砲を使用してスペイン・フランス連合艦隊を撃破したということです。

後で、コンスティチューション号を降りて外から見ると、下の写真のように舷側にある四角い開口部からカロネード砲の先を出して砲撃するようになっているのがわかりました。

搭載された大砲

マストに星条旗
マストに星条旗

 コンスティチューション号は、アメリカ海軍の現役戦闘艦なので、マストには大きな星条旗が掲げられ、埠頭の強い風を受けてはためいていました。

そのマストの高いところには見張り台がありますが、台の周りにはまったく手すりや柵などがありません。
私は大型帆船が大好きで、日本をはじめ各国の大型帆船を見てきましたが、このような見張り台は初めてでした。

強風が吹きまくり、大波が船を揺るがす外洋でこのような台に登って見張りをするとは、想像するだけでも恐ろしくなります。

甲板の水兵
甲板の水兵

 上記のようにコンスティチューション号はアメリカ海軍の現役艦なので、艦内には海軍の水兵たちがいてメンテナンスなど任務に当たっています。

それらの乗員が定時に説明ツアーをしており、甲板の下の階を案内してくれるということですが、私どもは時間の関係でそのツアーには参加しませんでした。

本艦は3層構造になっていますが、甲板のすぐ下の階には「長砲」という射程の長い大砲が30門も装備されているそうです。長砲は砲身が長く重量も大きいので、甲板には置けないということです。

ネイビーヤード

 ネイビーヤードの艦船の見学を終えてから、ボストン市内に帰ろうとその方向の路線バスを探しましたが、なぜか見つかりませんでした。やむなく、またネイビーヤードから歩いてチャールズ川にかかる橋を渡りました。

ネイビーヤードにきたときはチャールズタウン橋という橋を渡りましたが、それと並んで3本の橋があるようです。現在古い橋を廃止して新しく架け替えているのかもしれません。
下の写真左はチャールズタウン橋の西側にある古い橋で、ご覧のように鉄骨がむき出しになって赤くさび付いていました。橋の路面もほうぼう応急的に補修をしているようでした。

下の写真右は、下の写真左の橋のさらに西側にある新しい橋を川を渡ったところにある地下鉄の駅から撮影したものです。東京のかつしかハープ橋と同じように鋼線で吊った構造になっており、橋の広い道路面には自動車が盛んに行き交っていました。

ネイビーヤードの建物 ネイビーヤードの建物

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