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マザー教会
クリスチャン・サイエンス

 ボストンに着いてホテルに入るとき、目の前に教会のような大きなドームがライトアップされているのが見えました。
ホテルの周辺の地図を調べると、「クリスチャン・サイエンス」という宗教団体の総本山のようです。

「クリスチャン・サイエンス」とは、1879年にメリー・ベーカー・エディという女性によって起こされたキリスト教系の新宗教で、日本では「科学者キリスト教会」と呼ばれているそうです。エディさんは、生来の病弱に加え、夫も早く死亡し、自身も事故で障害を負うなどの不幸にあいました。

やがて、暗示療法を受けた経験を通じてイエス・キリストによる「癒し」など原始キリスト教の精神を研究することで自らの重い障害を克服することができたということです。

その体験から生まれたクリスチャン・サイエンスは、特にマサチューセッツ州の工場労働者たちに受け入れられ、以降急速に信者の数を増していきました。
上の写真は、私どもが宿泊したホテルの前から見たクリスチャン・サイエンスの総本山マザー教会のドームです。

マザー教会
マザー教会のドーム

 マザー教会のあるあたりは、クリスチャン・サイエンス・センター・パークという公園になっています。
マザー教会は、クリスチャン・サイエンス創立後15年目の1894年に建造されました。
その後1906年にはルネッサンス様式とビザンチン様式を融合させた巨大なドーム状の礼拝堂が建造され、今日の形になりました。左の写真のように、大ドームの手前には鐘楼の高い尖塔があります。
ドームは朝日を浴びて輝いていましたが、鐘楼にはまだ日が当たっていませんでした。

マザー教会入口
マザー教会入口

 礼拝堂の中にはステンドグラスが多数設けられており、それらを通して太陽光が広い堂内に降り注いでいるそうです。

左の写真は、その大ドームに入る入口付近を撮影したものです。20世紀になってから建築されたにしては、少々古めかしい造りのように感じます。

また、堂内には世界で6番目に大きいといわれるパイプオルガンが設置されているそうです。
この巨大なドーム内に響き渡るパイプオルガンの演奏は、一度聴くと忘れられないほどの感銘を受けるということです。

新聞事業、出版事業
新聞事業、出版事業

 クリスチャン・サイエンス教会は、《クリスチャン・サイエンス・モニター》という新聞を週刊で発行しています。
また、宗教関係など各種書籍も活発に発行しています。

マザー教会の近くにある左の写真の大きなビルが、それら新聞事業、出版事業の本拠になっているようです。

また、クリスチャン・サイエンス教会はインターネットを利用した情報サービスも活発に展開しており、宗教関係など毎日のニュースは電子メールを利用して購読者に送信しています。

エディ・ライブラリー
エディ・ライブラリー

 クリスチャン・サイエンスの創始者メリー・ベーカー・エディの名を冠した大きな図書館が、マザー教会に隣接して設置されています(左の写真)。

メリー・ベーカー・エディ・ライブラリーの蔵書は膨大で、宗教関係のみならず歴史、健康・医療、農業など多数の分野にわたるということです。

また、このライブラリーには《マッペリアム》と名づけられた直径9mあまりのステンドグラスを張り詰めた巨大な地球儀が置かれてあり、その内部に入って見学することができるそうです。

鏡プール
鏡プール

 1964年に、マザー教会を中心に「クリスチャン・サイエンス・プラザ」が企画・設計されましたが、その際にプラザの中央に巨大な鏡プールが造られ、その中に大噴水も置かれました。

マザー教会をはじめ上記クリスチャン・サイエンスの各施設も、この大きなプールを囲むように配置されています。

マザー教会の巨大なドームがこのプールを鏡として映るように設計されているのですが、私が行った日はボストン地方は非常に風が強くはっきりとした反射像を撮影することはできませんでした。

鏡池
高層ビル群

 鏡プールの北側に28階建ての高層ビルがそびえていますが、これがクリスチャン・サイエンスの経営や事務処理をしているオフィスのようです。
鏡プールに沿ってそのオフィスビルのさらに北東のほうを見ると、左の写真のようにボストン・バックベイの高層ビルが朝日を浴びて林立していました。

クリスチャン・サイエンス・プラザのすぐ近くにボストン・シンフォニーホールがあることもあり、このあたりはボストンの観光名所になっています。ボストン市内観光のバスは、たいていここに立ち寄るそうです。

クリスチャン・サイエンスの意義

 クリスチャン・サイエンスは、現在世界79ヶ国に約2050の支教会を持っているということです。日本には、東京と京都に支教会があるそうです。

もともとごく普通の病弱な主婦の霊的体験から出発した新宗教が、短期間のうちにこのように大きな宗教団体になったのは驚くべきことです。
宗教界の事情にはうとい私にはその躍進の秘密はうかがい知るべくもありませんが、だれにとっても重大な関心のある健康、病気にテーマを絞った比較的単純な教義が大衆にアッピールしたのではないかと思われます。

私どもは一応日本の仏教徒ということになっていますが、実は葬式のとき以外は宗教を意識することはほとんどありません。それに対して、アメリカではキリスト教系の新宗教が多数あり、それぞれ熱烈なる信者たちに支持されている様子がうかがえます。
アメリカでは、最近ではテレビを利用した大規模な説教や、インターネットのウェブを利用した布教活動が盛んになっているようです。まさにカリスマ的なテレビ説教師が、信者たちの人気を集めて大活躍しているということです。

Horticultural Hall
Horticultural Hall

 クリスチャン・サイエンス・プラザの近くで、左の写真のクラシックな赤レンガ造りの大きな建物を見かけました。
後で調べると、これは"Horticultural Hall"という名前の建物で、20世紀初頭にこのマサチューセッツ地域の文化センターとして建設されたということです。
この建物は、その後クリスチャン・サイエンスが買い取りましたが、現在は有名な雑誌社ボストン・マガジンが入居して本部として利用しているそうです。

この地区には、こういうクラシックなビルや古い赤レンガのアパートが多数ありました。

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