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ボストン美術館

 ボストン美術館は、ニューヨークにあるメトロポリタン美術館、シカゴ美術館と並んでアメリカ三大美術館の一つとされる世界的な美術館です。ボストンの美術愛好家など有志の熱心な運動により、アメリカ独立百周年にあたる1876年に開館されました。

現在では、8部門にわたり50万点を越える所蔵があるということです。また、伝統的に日本美術、東洋美術の名品を多数所蔵していることでも知られています。

1999年にはボストン美術館の姉妹館として名古屋ボストン美術館が愛知県金山にオープンし、日本の美術愛好家が多数来館しています。

MBTA(地下鉄)

 ボストン美術館は、ボストン市の南西部、バックベイ・フェンという親水公園の近くにあります。私どもが宿泊したホテルからMBTA(地下鉄)グリーン線で数駅外側にいったところですが、今回は私どもはMBTAの線路沿いに歩いて行きました。

ボストンは、人口は周辺の都市を加えても60万人ほどということで、私どもが住む東京世田谷区よりずっと小さい都市です。ボストン市の交通機関も概して小規模で、市民にとってもっとも重要な交通機関であるMBTAの車両も、東京の東急世田谷線や都電荒川線の車両と同じくらいのサイズです。

MBTAは、ボストン市の中心部では地下を走行していますが、ボストン市中心部を出たところで地上の軌道を走るようになります。その停留所は左の写真のような簡単な造りになっており、自動車道路と交差するところにも別に踏切などはありません。

ヨーロッパのウィーンやアムステルダムの市電によく似た形式の使いやすい都市交通機関です。駅間の距離は東急世田谷線と同じくらいで隣の停留所が見えるくらい短いので、MBTAで数駅くらいの距離なら簡単に歩いて行くこともできます。

MBTA MBTA

美術館に向かう

 MBTAの線路沿いに美術館の方向に歩いて行くと、赤レンガ造りの古い建物が見えました(左下の写真)。どうやら大きなアパートのようですが、一階部分には商店などがたくさん入居しているのがわかりました。
このような赤レンガ造りの古い建物は、ロンドンでは多数見られました。ボストンには昔のイギリスの伝統がなお生きているので、このような建物が残っているのでしょう。

以前はニューヨークでも裏町のほうにはこのような建物がよく見られましたが、最近では次第に少なくなっているようです。

そこから少し歩くと、ノースイースタン大学の緑の芝生を持つキャンパスが見えました(右下の写真)。ノースイースタン大学は、当初勤労者と女性のための高等教育機関として創立され、初の夜間コースを持つ大学となったそうです。

赤レンガの建物 ノースイースタン大学

美術館正面入口

 やがて、大通りの左側に壮大な美術館の建物が見えてきました。建物のファサードにオレンジ色と白の垂れ幕が下がっており、その下には星条旗が掲げられていました。

ボストンの案内書で見るとここがボストン美術館の正面入口のようですが、まだ開館時間の前のせいかそのあたりにはまったく人が見られませんでした。

正面入口の前には、アメリカ原住民の雄々しい騎馬像が置かれてありました。
プリマス海岸に漂着した清教徒たちは、その後アメリカ原住民にとうもろこしなどこの土地で収穫できる作物の栽培を教えてもらい、ようやく命をつなぐことができるようになりました。
しかしやがて入植民たちは、アメリカ原住民を圧迫し、その土地をうばうようになりました。

最近では、そのような建国時代の入植民たちの過ちを率直に認め、アメリカ原住民に本来の権利を返還しようという運動が強くなっているそうです。

美術館正面入口 美術館正面入口

美術館が開館するまではまだ若干の時間があるので、わたしどもはまず美術館の西側にあるバックベイ・フェンという親水公園の中を散歩することにしました。

美術館の正面入口の向かって左側を回り、美術館の建物の西側に向かいました。

美術館の西側

 ボストンの緯度は、日本ではほぼ北海道中央部にあたるそうで、冬季の寒さは大変厳しいということです。私どもも、東京を出るときはボストンは東京の初冬の気温だろうと予想してジャケットなどを用意してきたのですが、ボストンに来てみるとそれほどの寒さではなく、市部の街路樹などもまだ黄葉が進行していませんでした。
やはり、この地でも地球温暖化の影響があるようです。

下左の写真は、美術館の南側にある駐車場にあった大きな落葉樹です。このあたりではもっとも早く黄葉しているようで、ニューイングランドの秋の陽を浴びて輝いていました。

下右の写真は、美術館の南側にある美術大学の校舎です。高い鉄製の煙突のようなものが林立している一風変わった建物でした。その建物の前には、大きな人形がステンレス製の円柱を渡っているような奇抜な展示物がありました。

美術館西側 美術大学

日本庭園 「天心園」

 美術館の南側から西側に回るところに、昔の日本の武家屋敷を思わせるような木でできた門があり、その両側には板塀が設けられていました。その左側には日本の石灯籠が立っています(下の写真)。門の中は、日本庭園になっているようです。
近寄ると、門の近くに日本語で「天心園」と書かれた説明板があり、その由来が英文で記述されていました。

岡倉天心は明治の美術史研究家で、東京美術学校の創設など美術教育でも非常に大きな貢献をした人です。天心は20世紀初頭にボストン美術館の職員となり、やがて1904年にボストン美術館の東洋部長になりました。下の写真の日本庭園は、その岡倉天心の業績を称えて美術館の敷地内に造成されたものです。

日本庭園「天心園」

美術館近くの動物たち

 美術館の西側は、ボストン市の親水公園として有名なバックベイ・フェンに隣接しています。大きな木が立ち並んでいるそのあたりには、バックベイ・フェンから出張してきたと思われる動物たちがたくさんいます。

下の写真左は、日本ではあまり見かけない大きな水鳥で、首から上が黒く胸からお腹は白い羽毛でした。大きな体でよく肥っており、私どもが近づいてもまったく逃げる様子がなく、日向ぼっこをしていました。後で調べると、カナディアン・ギースという水鳥とわかりました。

下の写真右のリスも、ほうぼうで見かけました。美術館からバックベイ・フェンにかけては、しいの木の類が多いようで、地面にどんぐりが多数落ちていましたが、ここのリスくんたちもどんぐりを主食にしているようです。

大きな水鳥 リス

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