トップページ 旅行の準備 旅のご注意 旅の便利帳 旅行グッズ リンク


旅景広々・海外旅行 バックベイ・フェン メニューへ

戻る 次へ

バックベイ・フェン

 ボストン美術館の西側には、バックベイ・フェンという広大な親水公園が広がっています。松坂投手が所属する大リーグのボストン・レッドソックスの本拠地フェンウェイ・パークはバックベイ・フェンの北端の西側にあります。

ボストン市の地図を見ると、市の中央を流れるチャールズ川が市の西部ケンブリッジの近くで大きく方向を変え、その先のバックベイの北で川幅が急に広がっているのがわかります。バックベイにはもともとチャールズ川のかなり大きな支流があり、バックベイ・フェンのあたりは広大な湿地帯になっていたのでしょう。

20世紀の初期にボストンの地下鉄が建設されましたが、その残土でこの湿地帯を埋め立てて、多くの池を配した親水公園が造成されました。

バックベイ・フェンの池

 ボストン美術館の西側入口にすぐ隣接して、バックベイ・フェンの入口があります。公園内は落葉樹の大木が空を隠すように立ち並んでいて、リスが盛んに木から降りてきて地面を走り回ったり、また木に走って登ったりしています。

その森の中、そこかしこに大小さまざまな池がありました。上記のように、このあたりは昔はチャールズ川の支流沿いの沼地だったのですが、地下鉄工事の残土で埋め立てる際に沼地を整理統合して池の多い公園に造成したのでしょう。

バックベイ・フェン

バックベイ・フェン

公園の遊歩道

 広大な公園内はよく整備されていて、初めてここに入った私どもも案内図に従って楽しく散策できました。園内では、ときどき先生に引率された学童たちのグループを見かけましたが、学校の遠足でしょうか。

このボストンでも、地球温暖化の影響があるのか、公園内の樹木はそれほど黄葉が目立ちませんでした。この地に長く住んでいる人に訊いても、やはり今年の黄葉は例年よりやや遅いのではないかとのことでした。
その中で、美術館の駐車場でも見かけた下の写真右の落葉樹は、鮮やかな橙色に染まっていました。ニューイングランドでよく見る落葉樹ですが、なんという樹種でしょうか。

園内の小道 紅葉

公園の水鳥

 公園の池には、たくさんの水鳥たちが泳いでいます。私どもが日本でよく見る鴨やおしどりなども見かけましたが、日本では見られない大型の水鳥も多いようです(下左の写真)。

日本で見られる渡り鳥は、春先にシベリアなど北方の繁殖地に翔んで行き、秋になると温暖な日本に渡ってくるものが多いと思います。このボストンの水鳥は、アラスカやカナダ北部など寒冷地とボストンとの間を行き来しているのでしょうか。

この公園内では安心して暮らせるので、水鳥たちは泳ぎつかれると岸辺に上がって皆でのんびりと日向ぼっこをしていました(下右の写真)。私どもが近づいても、まったく気にも留めない様子でした。

池の水鳥 水鳥の日向ぼっこ

戦死者慰霊碑

 公園内の一角に、記念碑や銅像がたくさんある広場がありました。近寄ると、ボストン市民で過去の戦争でなくなった方々の慰霊碑のようでした。

下の写真は第二次世界大戦で亡くなったボストン市民を悼む慰霊碑で、半円形の石の壁の前に高い慰霊塔と大きな翼をもつ天使のブロンズ像が立っていました。

戦死者慰霊碑

下の写真左は、第二次世界大戦終了後まもなく1950年から始まり4年間続いた朝鮮戦争での戦死者の慰霊碑です。

下の写真右は、1962年から始まったヴェトナム戦争での戦死者の慰霊碑です。この碑に刻まれているとおり、ヴェトナム戦争は結局13年の長きに渡って続き、アメリカ国内では大規模な反戦運動が起こって社会問題化しました。

朝鮮戦争戦死者の慰霊碑 ヴェトナム戦争戦死者の慰霊碑

公園近くのアパート

 このすばらしい公園を借景としてか、公園の周囲にはアパート、コンドミニアムなどがたくさんあるようです。私が見た範囲では、外観としてはかなりクラシックなアパートが大半でしたが、それらの内部はリフォームをして大変快適に暮らせるようになっているということです。

下の写真のコンドミニアムでは、ちょうど仕事をしている建築業者がいましたが、4年ほど前に大規模リフォームをしたばかりで内部はとてもいいよと自慢していました。

ここなら地下鉄でボストンの中心部にすぐ行けるので、仕事の基地としても非常に好都合です。休日には、目の前に鳥がさえずる大公園が広がるといううらやましい環境です。

公園近くのアパート 公園近くのアパート

公園を横切る道路

 バックベイ・フェンは、もともとチャールズ川の支流があったところなので、その支流の形そのままに細長く蛇行した形状になっています。そこで、当然ながらバックベイ・フェンを横切る道路が必要になり、幅広い自動車用の道路がいくつも造られています。

下の写真は、上記コンドミニアムの近くにあった道路で、バックベイ・フェンが細くなった部分を南北に横断しています。

その道路の入口であたりの写真を撮りながらしばらく歩いていると、上記コンドミニアムのほうから自動車が盛んに入ってきてチャールズ川の方向に走って行くのが見られました。
また、サイクリングのグループ、ランニングのグループなども、頻繁に通って行きました。このようなすばらしい公園は、東京の中心部ではまずあり得ません。やはり、アメリカの広大さを実感するのみです。

公園を横切る道路

戻る 次へ



メニュー

トップページ 旅行の準備 旅のご注意 旅の便利帳 旅行グッズ リンク

このウェブの姉妹サイト
実りのとき
このウェブの姉妹ブログ
実りのときブログ