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トリニティ教会
トリニティ教会

 コプリー・スクエアの東側、コプリー・スクエアを隔ててボストン公共図書館と相対する位置に、トリニティ教会という由緒ある教会があります。

教会の創立は1733年ですが、その後歴史に名高いボストン大火にあって焼失しました。
現在の建物は1877年に建立されたもので、左の写真のように簡素にして重厚なロマネスク復古調の様式をとっています。

現在では教会の背後はコプリーの高層ビルが林立しており、それらの前面にこの中世風の教会が存在感を示しています。

トリニティ教会正面
トリニティ教会正面

 コプリー・スクエアの南側に立つと、右側にトリニティ教会、左側に旧南教会がそびえているのが見えます。

トリニティ教会は重厚なロマネスク調、旧南教会は高い鐘楼を持つゴシック調と、両教会の様式はまったく異なっています。

これら二つの教会は、ほぼ同じ時期にこのコプリー・スクエアに建立されました。二つの教会は、コプリー・スクエアをはさんでわずか200メートルほど離れているだけです。初めてコプリー・スクエアにきた人は、だれでもこれら二つの教会を見て驚くに違いありません。

教会正面の彫像
教会正面の彫像

 帰国後、これら二つの教会のホームページにアクセスし教会の歴史を調べて、私はようやくその理由がわかりました。

旧南教会は、前にも書いたように、メイフラワー号でこの地に来た清教徒の流れを汲むプロテスタントの教会です。

それに対して、トリニティ教会はもともと英国国教会のアメリカ支教会から出発した「アメリカ聖公会」の教会なのです。メイフラワー号の清教徒たちが英国国教会から圧迫されてアメリカに移住したことからわかるように、これら二つの宗派はもともと非常に対抗意識が強いのです。

アメリカの建国は、清教徒たちの子孫が中心になって成し遂げられました。従って、アメリカでは当時からプロテスタントの教会が大多数を占めていました。

その後、イギリスからの移民が増えるにつれ、ボストンにも英国国教会系の教会が必要になったのでしょう。コプリー・スクエアには1775年にプロテスタント系の旧南教会が建立されていましたが、それと張り合うようにコプリー・スクエアの反対側にトリニティ教会が建立されることになったと思われます。

ステンドグラス

 このトリニティ教会も、美しいステンドグラスが多数あることでも有名です。上記のように、トリニティ教会が建立されたときにはそのすぐ近くに旧南教会がすでに建設されていました。トリニティ教会としては、旧南教会をしのぐステンドグラスを設けたいと思ったのでしょう。

トリニティ教会内部の多数のステンドグラスを見て歩くと、単に光の効果が美しいステンドグラスというよりは聖書の各場面を描いた物語性のあるステンドグラスが多く設置されているように思われました。下の写真に示すそれぞれのステンドグラスを見て歩きながら、それが聖書のどのような記述に対応しているのかを想像しました。

ステンドグラス ステンドグラス

ステンドグラス ステンドグラス

ステンドグラス ステンドグラス

フィリップス・ブルックス像と牧師館

 前記のように、18世紀に創建されたトリニティ教会は1822年のボストン大火で焼失しました。その後、アメリカキリスト教史上で最も偉大な説教師ともいわれるフィリップス・ブルックス牧師の運動により、現在のトリニティ教会の建物が建立されることになりました。

現在のトリニティ教会の北側に、フィリップス・ブルックス牧師が説教を行う姿の銅像が置かれています(下左の写真)。また、その銅像の左側にあるクラシックな建物は、当時ブルックス牧師が住んでいた牧師館をそのまま保存したものだそうです(下右の写真)。

フィリップス・ブルックス像 牧師館

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