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セントラルパーク中央部

 メトロポリタン美術館を出て、前を通っているマンハッタンの目抜き5thアヴェニューを少し南に向かって歩き、セントラルパークの中に入りました。

マンハッタンの中央部に広大な面積を占めるセントラルパークは、

      東側 : 5thアヴェニュー、
      西側 : セントラルパーク・ウェスト(8thアヴェニュー)、
      南側 : セントラルパーク・サウス(59thストリート)、
      北側 : セントラルパーク・ノース(110thストリート)

の大通りで区切られています。

下の地図に見られるように、メトロポリタン美術館は5thアヴェニューと81stストリートの交点の近くにあり、セントラルパークの南北の中央部(ミッドパーク)に位置しています。

なお、メトロポリタン美術館の南側からセントラルパークを西に横切ってセントラルパーク・ウェストに出ると、同じくマンハッタンの名所アメリカ自然史博物館の前に出ます。

great lawn

グレート・ローン

 現在、メトロポリタン美術館の西側には、上の地図に見られるように、「グレートローン」と呼ばれる広大な芝生が広がっています。
セントラルパークのウェブサイトによると、このあたりはもとはクロトン貯水池という大きな池があり、マンハッタン一帯に水道水を供給していました。マンハッタンの西側を流れるハドソン川から水が引き込まれていたのでしょう。
その後池の水は抜かれ、野球場などに使われていましたが、1995年になってセントラルパークの中に取り込まれ、広大な芝生野原になりました。

なお、上の地図でグレートローンより北のセントラルパーク内に、現在、ジャックリーン・ケネディ・オナシス貯水池というさらに大きな貯水池が置かれています。
これももとはマンハッタン一帯に水道水を供給していましたが、不要になったので埋めた立てようという計画がされたとき、ジャックリーンさんらが大運動をして保存したもので、現在はセントラルパーク北部の名勝になっています。

親子熊の銅像

 80thストリートからセントラルパークに入ると、林の中にセントラルパーク名物親子熊の銅像がありました。北アメリカには「アメリカクロクマ」という種類がどの地域にも生息しているそうですが、この熊くんたちもそれでしょうか。

アメリカ大陸の原住民は、もとはといえばアジア大陸北方にいた私ども日本人に近い人種とのことです。それがベーリング海峡を渡ってアメリカ大陸に移住したのですが、この熊たちはそれよりずっと前からアメリカ大陸に住んでいたのでしょう。

親子熊の銅像 女性警官

大芝生野原グレート・ローンは、日中は特定の開放日を除き犬の立ち入り禁止です。グレート・ローンの周囲には、上の写真右のように犬の立ち入りを防ぐネットが張られています。

ネットの前に警官が立っていましたが、よく見ると、女性の警官でした。カメラを向けると、ヤンキー娘らしい明るい笑顔をしていましたが、腰にはしっかりと拳銃を下げていました。
セントラルパーク内は夜間は危険で、セントラルパークの各入口には夜間は拳銃を持った警官が立って警備にあたるそうです。

グレート・ローン秋景色

 グレート・ローンの面積は55エーカー(22.2万平方メートル)で、世田谷区最大の公園きぬた公園の56%ほどもあります。東京ドームの5個分ぐらいにあたるそうです。

きぬた公園にも広い芝生野原がありますが、その中には高い樹が茂っていたり林があったりしています。ところがグレート・ローンのほうは、ほとんど樹がなくただ見渡すかぎりの芝生野原なので、非常に広大に感じられます。

東京より緯度が高いマンハッタンはもうかなり秋の気配が濃くなっており、グレート・ローンの周囲に立ち並ぶ大樹は黄葉が目立ってきていました。園内の道を歩く人たちも、厚いジャケットを着たり、マフラーを首に巻いたりしていました。

グレート・ローン

 グレート・ローンは、池を埋め立てた後、整地して一時野球場として利用されていたということで、ひたすら平坦な大芝生野原です。芝生内は球技などは禁止、犬の立ち入りも禁止で、またアルコール類も飲んではいけないそうです。入場者たちはみなセントラルパークの初秋を楽しみながらゆったりと歩いていました。

ここから少し南に下がった72ndのセントラルパーク・ウェスト側には、ジョン・レノンを記念したストロベリー・フィールズという場所があり、レノンの名曲にちなんで「イマジン」と記された円形の石碑が地面に埋め込まれています。
そこからセントラルパーク・ウェスト(8thアヴェニュー)に出たところに、レノンが住んでいた高級アパートメント ダコタ・ハウスがあります。1980年12月8日、レノンはセントラルパーク・ウェストからこのアパートメントの玄関に入ろうとしたところで暴漢に射殺されました。

グレート・ローン

エルドラド遠望

 グレート・ローンの中央部あたりまで歩いてきて、立ち止まって辺りを見回しました。東京ドーム5個分の広さというのはこれほどもあるのかと実感しました(下の写真)。

ウィークデイだったので、グレート・ローンの中にはあまり人がいなくて、ただ目にしみるような緑の芝生が広がるのみでした。それでも、天気がよかったためか、少し離れたところには水着姿で日光浴を楽しむ人の姿が見受けられました。

グレート・ローンの中央部から西北の方向を見ると、セントラルパークの外部セントラルパーク・ウェストにツインタワーの超高層ビルがそびえているのが見られます(下の写真)。これは、アールデコ様式の高級アパートメントとして有名なエルドラドです。
このビルは大恐慌最中の1931年にホテルとして建設されましたが、その後高級アパートメントに改装されました。上記セントラルパーク内のジャックリーン・ケネディ・オナシス貯水池を見下ろす高級アパートメントとして、マンハッタンの名所になっています。

エルドラド遠望

タートル・ポンド

 グレート・ローンの北部にはバンドシェルという場所がありますが、そこで毎年8月に 「メット・イン・ザ・パークス」 という野外コンサートが開かれます。メトロポリタン・オペラが星空のもと、グレート・ローンの芝生の上で無料で楽しめるというので、ニューヨーク市民だけでなく海外からも多数の観光客がここを訪れるそうです。

グレート・ローンの南部には、 「タートル・ポンド」 という池があります。名前の通り、亀や水鳥がたくさんいる木立に囲まれた静かな池です(下の写真)。

タートル・ポンドのほとりには、デラコート劇場という小劇場があり、毎年夏には無料でシェークスピア劇を上演しています。

タートル・ポンド

ベルヴェデーレ城

 タートル・ポンドの南側には、中世の古城を思わせる堂々たる建物があります(下の写真)。ベルヴェデーレ城という名前で、セントラルパーク創設後まもなくの19世紀末に建設されました。そういえばウィーンの郊外にベルヴェデーレ宮殿というのがあったのを思い出しましたが、ベルヴェデーレとは美しい眺望という意味のイタリア語だそうです。

ベルヴェデーレ城には高い展望台があり、セントラルパーク全体とその周囲にある超高層ビルなどが一望できるそうですが、私どもが行ったときは残念ながら工事中ということで内部には入れませんでした。

ベルヴェデーレ城の中には気象庁の観測所が設置されており、また、セントラルパーク内にいる野生動物・鳥類の剥製、植物の標本なども展示されているとのことです。

ベルヴェデーレ城 ベルヴェデーレ城



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