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マンハッタン最南部

 スタテンアイランドまでフェリーで往復してから、またマンハッタン最南部のホワイトホール・フェリー・ターミナルに帰ってきました。フェリーが岸に近づくと、ロワー・マンハッタンの高層ビル群が巨大な城壁のようにそびえ立っているのが見えてきました。

下の写真で、左の下のあたりにバッテリーパークの森が見えます。森の後ろにある乾電池のような円筒形に見える高層ビルは、日本人建築家設計のオフィス・ビルだそうです。その後方には、ロワー・マンハッタンの金融街の高層ビル群が立ち並んでいます。

下の写真で、右の下にホワイトホールのスタテンアイランド行きフェリー発着所が見えます。そのすぐ後方にも高層ビルがたくさん立っていますが、これらは高級アパートが多いようです。金融街の高層ビル群やリバティ島の自由の女神像が眺望でき、地下鉄の駅もすぐ近くにあるという立地を売りにしているのでしょう。

ロワー・マンハッタンの高層ビル群

ゴールドマンサックスタワー

ゴールドマンサックスタワー  バッテリーパークの西、ハドソン川を隔ててマンハッタンの対岸に、ニュージャージーのリバティ州立公園があります。
その北の河岸に巨大なビジネスビルがそそり立っていました。これが、ゴールドマンサックスタワーです(左の写真)。

高さは283メートル、42階建てで、ニュージャージー州で最も高い建築物だそうです。

最近は、マンハッタンの過密化、地価高騰を避けてジャージーシティなどニュージャージー各地の開発が盛んになっています。ゴールドマンサックスタワーのある地区は、ゴールドコーストと呼ばれているそうです。

金融街の高層ビル群

 下の写真は、ホワイトホールに近づくフェリーの甲板上からリバティ島に向かう観光船乗場の方向を撮影したものです。写真の下右の部分、バッテリーパークの森の手前に、リバティ島自由の女神像に向かう白い観光船が停泊しているのが見えます。

観光船が停泊しているバッテリーパークの背後に、ウォールストリートの高層ビル群が屏風のように立ち並んでいます。画面中央部にある大きなクレーンが立っているビルは、グラウンドゼロ跡地で現在建設中の超高層ビル「フリーダムタワー」です。フリーダムタワーが完工するまでには、なお数年を要するようです。

そのグラウンドゼロ跡地には、9/11テロの後、2006年に新7WTCビルが建設されました。上記建設中のフリーダムタワーのすぐ右側にある白い長方形の高層ビルがそれで、やはり高さ226mもある超高層ビルです。

写真の左端には、最上部にドームが付いた高層ビルがあり、その背後には最上部にとんがり屋根が付いた高層ビルが見えます。それらは、グラウンドゼロ跡地の近くのワールド・ファイナンス・センターにある高層ビルです。

金融街の高層ビル群

ウールワースビル

ウールワースビル  バッテリーパークの向こうに最近建設された高層ビルが立ち並ぶ間から、壮麗な大聖堂のような超高層ビルが見えました。
第一次大戦前の1913年に竣工したウールワースビルです。

ウールワースビルは57階建て、高さ240mで、後にクライスラービルができるまでは世界一の超高層ビルだったということです。

緑色の尖塔を持つネオ・ゴシック様式のウールワースビルは、竣工後大評判になり、最上階に設けられた展望室は世界中からの見物客で賑わいました。
本ビルは、1966年にはアメリカ国定歴史建造物に指定されたということです。

トランプ・ビル

ウールワースビル  少し東よりの方向を望むと、やはり緑色の四角錐尖塔を持つ超高層ビルが見えてきました。
大恐慌のさなか、1930年に竣工したトランプ・ビル(旧40ウォール・ストリート・ビル)です。

トランプ・ビルは高さ284mで、同時期に建てられたクライスラービルより高かったのですが、その後クライスラービルは最上部に尖塔を追加したことで世界一の超高層ビルとなりました。

このビルには当初マンハッタン銀行の本社が入居しましたが、その後アメリカの不動産王といわれるトランプ氏が買収して大改装を行い、大型多目的ビルになりました。

バッテリーパークの森

 私どもがスタテンアイランドから乗ってきたフェリーは、やがてホワイトホールに着きました。船を下りてターミナルビルの外に出て、そのかいわいをしばらく歩き回りました。

1812年に、ニューヨークの警護のため、マンハッタン島の最南部にクリントン砦という要塞が建設されました。レンガ造、円形のクリントン砦には多数の大砲が置かれましたが、現在の「バッテリー」という地名は「砲台」を意味する英語から来ています。

その後、19世紀後半から20世紀初めにかけてマンハッタン南部では大型の建設工事が盛んに行われましたが、それらの工事から出た廃土でこのかいわいのハドソン川岸が埋め立てられ、バッテリーパークが生まれました。
現在のバッテリーパークは100年の歴史を今に伝える巨木の森となっており、その中の広場は各種のイベントなどに盛んに利用されています(下の写真)。

バッテリーパークから自由の女神像のあるリバティ島に向かう観光船が出ていますが、上記旧クリントン砦の建物が現在はその観光船の乗場として利用されています。

バッテリーパークの森

バッテリーパークの建物

 バッテリーパークかいわいを歩くと、実にさまざまなタイプの建物があるのに驚きます。
まず、あたりに立ち並ぶ高層ビル群から19世紀後半から20世紀初めにかけてアメリカ合衆国が高度成長を遂げた様子が見えてきます。世界史上でも類のない成長エネルギーがこのマンハッタンに集中したのです。

また、「人種のるつぼ」といわれたように多くの民族が短期間のうちにアメリカ合衆国に集まり、さまざまな問題を発生しながらアメリカ合衆国の高度成長に貢献したさまも見て取れます。このかいわいには、国立アメリカン・インディアン博物館もあり、ユダヤ伝統文化博物館もあるのです。

フェリーの上から見て印象的だった高層ビルを探して歩き回り、やっとそのビルの前に出ました。左下の写真のアールデコ調、レンガ造りの堂々たる建物です。やはり築100年に近いと思われますが、まわりの現代的な高層ビルの中で、強烈な存在感を示していました。

下右の写真は、高層ビルの間にあった小さな教会です。巨大なビルの谷間に咲く白百合のような白い塔をもっており、その塔の上にやはり白い十字架を掲げていました。
《聖エリザベス・アン・シートンの聖所》という名前のカトリック教会で、アメリカ人として最初に聖人に列されたエリザベス・アン・シートンという方を記念する教会だそうです。

バッテリーパークの建物 聖エリザベス・アン・シートンの聖所

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